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センター長退任のご挨拶(2024.03.31)

公開日:2024年03月31日 カテゴリー:お知らせ

2024年3月をもちましてEVRIセンター長を退任いたします。多くの方々にお支えいただき、2年の任期を終えることができました。心より御礼申し上げます。

初代センター長であった草原和博先生からEVRIを引き継ぎ、2代目センター長として舵を執らせていただいたのは、コロナ禍の続く2022年4月でした。

最初の私の仕事は、EVRIが担っておりました二つの役割、すなわち、大学のインキュベーション研究拠点としての役割と、大学院人間社会科学研究科の附属センターとしての役割を、どのように維持・統合し、運営を軌道に乗せていくか、ということにありました。組織としては研究科附属センターとして継続されることが決まっておりました。しかし、研究拠点として「とんがった」研究を牽引し、社会実装までを見通したEVRIの特徴を絶やしたくはありませんでした。一方、研究科のセンターとしては、先生方や学生さんの研究活動をいかに支えるかがいっそう重要なミッションとなっておりました。

学外機関から委託された継続プロジェクトを滞りなく遂行しつつ、コロナ禍にあって新常態(ニューノーマル)のセミナーのあり方を模索した2年でした。カンボジアの教員養成大学インドネシアのダルマプルサダ大学中国の長春大学との交流を途絶えさせることなく継続させることができました。また、EVRIの柱であった、平和・市民性教育教師教育・授業研究インクルーシブ・日本語教育STEAM・IB教育の各分野での研究を支援し発展させることができたことも安堵しているところです。

とりわけ、ポスト・コロナの学校教育の模索が「広域交流型オンライン学習」を経て、草原先生を代表者とする研究プロジェクト*に結実し、人文社会分野としては極めて大型の研究資金を獲得できたことはEVRIの「とんがった」研究活動が続いていることの証左として大変嬉しく思っています。また、教育研究推進員である院生スタッフが主導して新企画「ブラウンバッグランチョン」を立ち上げてくれたことは、研究科附属センターの新たな役回りを体現するものとして誇らしく感じています。
*戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」採択事業「デジタル・シティズンシップ・シティ: 公共的対話のための学校」(詳細はこちら

4月から間瀬茂夫先生が3代目センター長に着任されます。センター運営委員に新たな先生も加わります。今後、センター活動もさらなる発展を遂げられることでしょう。引き続きEVRIの活動にご支援賜りますようお願いいたします。

2024年3月31日
第2代教育ヴィジョン研究センター長 丸山 恭司