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【2020.04.25】第38回定例オンラインセミナー「学校休業下の学び支援・授業づくりを考える(1)]を開催しました

公開日:2020年04月26日 カテゴリー:開催報告

Ⅰ.開催報告

2020年4月25日(土)定例オンラインセミナー講演会No.38を約180名の参加をもって実施することができました。参加者の数から関心の高さがうかがえました。
当日は,以下の通り展開しました。

はじめにセンタ―長の草原和博教授が,本セミナーの趣旨説明を行いました。続いて本センターが実施した緊急アンケートの結果を森田愛子教授が報告しました。調査結果から,回答者が置かれたICT環境と問題状況の多様性が確認できました。その後は,①外部ゲストに事例報告をいただく前半部と②EVRIスタッフによる問題提起を行う後半部,それぞれ約60分を割いて展開していきました。
前半は,まず河原洸亮氏(中国・国際関係学院)と栗本和明氏(北京日本人学校)より「コロナ禍における中国の教育事情と教育機関の対応例」と題してご報告いただきました。両氏のお話は,日本がこれから数か月の間に直面するであろう課題を暗示するとともに,困難を乗り越えていく手がかりと勇気を与えてくださいました。次に徳田敬氏(広島県立広島叡智学園中学校・高等学校)より「学校休業時における新たな可能性の追究ーZoomの活用」をご報告いただきました。各教科におけるオンライン授業の取組例と、生徒のICTスキルの対応した丁寧な導入と実践の必要性をお示しいただきました。

後半は,本センターの大坂遊准教授川口広美准教授三好美織准教授吉田成章准教授より,学校休業の状況を捉える3つのフェーズ論と各フェーズに対応した遠隔授業の事例,そして大学からの支援の可能性が提案されました。最後に一連の報告と並行して行われたチャットでの議論とその論点整理を,丸山恭司教授が行いました。

事後アンケートから,先行の取組は大いに参考になった,自分たちが置かれている状況が理解でき見通しが持てた,授業の作り方に関する多様な可能性が見えてきた,応答の大事さと評価の難しさを感じた,ポスト・コロナの課題を意識するようになった・・・などの声が寄せられました。当日の発表資料と議論の要旨は下のpdfをご覧ください。

● 5月2日(土)に本オンラインセミナーの第2弾を実施します。こちらをご覧ください。


Ⅱ.発表資料と議論の論点(まとめ)

 

 ● 緊急アンケートの結果報告 資料はコチラ▷
 ● コロナ禍における中国の教育事情と教育機関の対応例 資料はコチラ▷
 ● 学校休業時における新たな可能性の追究ーZoomの活用 資料はコチラ▷
 ● EVRIからの提案

   (1)新たな「日常」と「授業」の課題 資料はコチラ▷
   (2)フェーズ0.xに対して 資料はコチラ▷
   (3)フェーズ1.xに対して 資料はコチラ▷
   (4)フェーズ2.0に対して 資料はコチラ▷ 動画1 動画2 動画3 
 ● 当日の議論のまとめ 資料はコチラ▷
【重要】上記「2.発表資料と議論の論点(まとめ)」に掲載しております当日資料の取扱いについてお願いです。
  ・職員会議・研修等での活用は承諾等不要です。ただし、研究・一般公開に際しては無断転載はおやめください。
  ・利用されたい場合は、EVRI(evri-info@hiroshima-u.ac.jp)までご連絡をくださいますようお願い申し上げます。

多くの皆様にご参加いただきまして、誠にありがとうございました
ご参加の方は、事後アンケート(アンケートはこちらをクリックしてください)への回答にご協力ください。


*第38回定例セミナーの告知ポスターはコチラです。

ウェビナーポスターのサムネイル

同セミナーに関連するプロジェクトページを以下のバナーからご覧いただけます


教育学研究科HPにも掲載されています


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