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ヒロシマ平和教育者アーカイブ

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このアーカイブは,原子爆弾による未曾有の被害と復興,そして平和への意思を受け継ぐために活動する(元)教師=ヒロシマの平和教育者へのインタビューをまとめたものです。

また,平和教育者へのインタビューに対する有識者コメントも掲載しています。

平和教育・教師教育等でご自由にご活用ください。

1.2020年度・平和教育者へのインタビューと有識者コメント

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広島で平和教育に取り組まれてきた複数の世代の教師にインタビューを行いました。
インタビューでは以下の5つの質問をしました。

1. あなたが教職を目指したきっかけをお聞かせください。
2. あなたは教師として「平和」「広島」をどのように教えてきましたか。
3. 「平和」「広島」を教える上で特に大事にしてきたこと(ねらい)と, それを教える上での困難と励みを教えてください。
4. ご自身の視点から見て,「広島の平和教育」とは何だったのでしょうか。
5. 世界の教育者に向けてメッセージをお願いいたします。

また,広島大学の二人の研究者にコメントをしていただきました。
インタビューの背景的文脈の理解のために,あわせてご覧ください。

以下のビデオをご覧になる際は、字幕「cc」をご利用されることをお勧めいたします。youtube動画下の「…」から「文字起こしを開く」で全文をご覧いただけます。

 

FILE 01 : 森下 弘(もりした ひろむ) 氏

 

FILE 02 : 多賀 俊介(たが しゅんすけ) 氏

 

FILE 03 : 野元 祥太郎(のもと しょうたろう) 氏

 

川口隆行教授のコメント(日本語)

 

丸山恭司教授のコメント(英語)

 

2.2021年度・平和教育者へのインタビューと有識者コメント

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2021年度も,世代の異なる3名の教師にインタビューを実施しました。

1人目は松井久治氏です。松井氏は中学校教師として先駆的な平和教育実践を牽引されてきました。例えば,広島市第三国民学校の生徒の被爆の状況と実態を明らかにする「空白の学籍簿」。雑誌などに掲載された人の顔を切り抜き,模造紙に貼り付け,広島の原爆で亡くなったとされる20万人を体感する「20万人の顔」といった取り組みは国内で高い評価を受けています。

2人目は梶矢文昭氏です。幼少期に被爆し,姉を亡くす経験をされています。小学校教師として教壇に立ってからは,子どもの生き生きとした姿を何よりも大切にした授業を実践されました。また,中立公正な教育を希求した管理職としての一面も見逃せません。退職後は「ヒロシマを語り継ぐ教師の会」を設立し,自らの被爆体験の証言活動を行っています。身振り手振りを用いたり,原爆の惨状を描いた絵を使ったりして,多くの子どもたちの関心を呼んでいます。

3人目は橋本一貫氏です。高校美術科教師として,広島平和記念資料館「次世代と描く原爆の絵プロジェクト」に参画されてきました。被爆者の証言活動に用いるための補助資料としての絵画を高校生が描く取り組みです。被爆者・高校生が共同的に絵を作ることの成果と課題が動画の中でも語られています。また,広島市外で生まれ育った者として平和教育の在り方を模索していた中学校教師時代の実践にも注目すべきでしょう。

また,広島大学の研究者にも解説コメントを寄せていただきました。
インタビューの背景的文脈の理解のために,あわせてご覧ください。

以下のビデオをご覧になる際は、字幕「cc」をご利用されることをお勧めいたします。youtube動画下の「…」から「文字起こしを開く」で全文をご覧いただけます。

 

FILE 04 : 松井 久治(まつい ひさはる) 氏

 

FILE 05 : 梶矢 文昭(かじや ふみあき) 氏

 

FILE 06 : 橋本 一貫(はしもと かずぬき) 氏

 

川口隆行教授のコメント(日本語)

 

丸山恭司教授のコメント(英語)

 

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このアーカイブは,「PELSTE2021」および「PELSTE2022」プロジェクトの一環で作成されたコンテンツを活用して,EVRIが構築・管理しています。

 

【2021.05.30】第78回定例オンラインセミナー「これからの平和教育を考える(1)-平和教育者アーカイブ構築の意義と可能性-」を開催しました(クリックすると開きます)

.開催報告

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,平和・市民性教育ユニットの活動の一環として,2021年5月30日(日)に,第78回定例オンラインセミナー「これからの平和教育を考える(1)-平和教育者アーカイブ構築の意義と可能性-」を開催しました。大学院生や学校教員を中心に136名の皆様にご参加いただきました。

「これからの平和教育を考える」シリーズは,PELSTE(平和教育・授業研究国際セミナー)や広島叡智学園との共同研究プロジェクトといった,これまでEVRIで取り組んできた平和教育の実践と研究を,より総合的に展開していくために考えられたシリーズです。

シリーズ第1回となる本セミナーでは, EVRIが取り組んでいる,広島の平和教育者のオーラルヒストリーをまとめた動画作成の意義と可能性に関して,動画作成に協力して頂いた平和教育者をお招きして,それぞれの立場から具体的な報告が行われました。

はじめに,司会の川口隆行教授(広島大学)より,本セミナーの趣旨が説明されました。社会におけるアーカイブのもつ意義,平和教育者(教師教育)におけるアーカイブのもつ意義に触れながら,特に新しい知を作り上げるアーカイブの創造的機能を考える必要性について,セミナーの参加者全体で確認されました。

次に,草原和博教授(広島大学)宮本勇一助教(広島大学)小松真理子さん(広島大学大学院・博士課程後期)から「なぜアーカイブをつくったのか」と題して発表が行われました。草原先生からは,アーカイブ作成に至る経緯の説明があり,さらに今後の方向性として,多様性が担保されたアーカイブのデザイン,広島の平和教育の歴史的見取り図の作成,アーカイブを利用した新しい平和教育の提案が示されました。小松さんからは,取材対象や質問項目の選定で考えた問題,取材時における「聞き手」としての役割の難しさや葛藤について報告がありました。宮本先生からは,動画編集者としてコンセプトの限定化や技術的な限界と向き合った経験,そこから考えるアーカイブの活用可能性と持続可能性について報告がありました。

次に,動画作成に協力してくださった森下弘氏(元広島県立高校教諭),多賀俊介氏(廣島ヒロシマ広島を歩いて考える会・元私立中高教諭),野元祥太郎氏(小学校教諭)の3名の先生方に「どうアーカイブをうけとめたのか」についてお考えを語っていただきました。まず,それぞれの方に自分の動画についての感想や意見を確認し,さらにはお互いの動画を視聴しての気づきなどを自由に語っていただきました。公開された動画を通して,自分の教育活動を改めて振り返ることができたこと,三人の動画を見ることで自分の教育活動の歴史的位置を知ることができたことなどが話題となりました。また,三人の動画や解説動画で詳しく触れることができなかった話題,特に九〇年代後半の平和教育の動向についても話題になりました。

以上の発表を受けて,指定討論者の川口広美准教授(広島大学)からは,平和教育アーカイブを利用した教師教育の可能性について,金鍾成准教授(広島大学)からは,今後の平和教育・実践研究の体系化におけるアーカイブの果たす意義について,それぞれ問題提起がなされました。

また,ウェビナーのQ&A機能を活用して行われた質疑応答では,「動画の解説もバージョンアップする必要があるのではないか」「アーカイブをオンラインで公開する際の問題はないのか」といった質問や「教育現場における平和教育実践の継承のために,動画をうまく活用できるのではないか」「動画編集される過程で切り落とされざるを得なかった要素について,他のメディア(Webサイト等)を用いてスピンオフ的な情報として配置してアクセス可能にしてはどうか」といった意見も出されました。平和教育者のアーカイブ構築に向けて,具体的にどのようなことを考えて行けば良いのか,参加者全体で理解が深まりました。

今後もEVRIでは「平和・市民性教育ユニット」ユニットを中心に,平和教育の実践と研究のあり方について引き続き検討してまいります。

 

Ⅱ.アンケートにご協力ください

多くの皆様にご参加いただきまして、誠にありがとうございました
ご参加の方は、事後アンケート(アンケートはこちらをクリックしてください)への回答にご協力ください。

 


教育学研究科HPにも掲載されています


*第78回定例セミナーの告知ポスターはコチラです。

No.78のサムネイル

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e-mail :evri-info@hiroshima-u.ac.jp
Tel & Fax: 082-424-5265
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