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EVRIは2023年度から、メンバーとスタッフの自主企画として「ブラウンバッグランチョン」を始めました。
ブラウンバッグランチョン(ブラウンバッグランチミーティングなどとも呼ばれる)は、各自で用意した昼食を取りながら行うインフォーマルなミーティングを指します。欧米の研究機関や大学では、学生や教員が集まって、茶色の紙袋に詰められたお弁当を持参して交流を行う文化があるそうです。
EVRIでもそれにならって、平日の昼休憩の時間帯に、企画者によるテーマのもと昼食をとりながら教員の話を聞いたり、研究を交流するブラウンバッグランチョンを企画しました。この企画を通じて、教員や院生同士の関係性を構築し、悩みや困りごとを相談できる仲間を見つけたり、新たな共同研究の創出や発展へとつながるきっかけとなることを目指します。
・月に2-3回ほど、12時15分から12時45分までの30分を目処に開催する。
・会場はB101を基本的に使用する。会議等でB101を使用する場合は、他の教室を借りて開催することとする。
・対面での開催を原則とする。(今後オンライン開催も視野に入れる)
・夏季休業前までは、試行的に開催することとする。
・はじめの4回は、丸山恭司、髙須明根、川本吉太郎、吉田純太郎が企画する。
開催日 | テーマ | 企画者 | 場所 | 開催報告 |
2023年4月14日(金) | <新任教員との対談>
話題提供者:松田弥花 先生 |
丸山 | 教育学部B101 | こちら |
2023年4月28日(金) | <DC1・DC2申請書相互検討会>
日本学術振興会特別研究員DCの申請書を作成するうえでは,専門分野が異なる他者から意見をもらうことが有益であると考えられます。そこで,大学院生が,申請書の草稿や執筆上のお悩みをそれぞれが持ち寄って互いに検討する機会としてブラウンバックランチョンを行います。 |
吉田 | 教育学部B101 | こちら |
2023年5月12日(金) | <日本人学校を対象とする共同研究の紹介>
日本人学校を対象に共同研究を進めている髙須より、研究に関する問題意識やなぜ日本人学校に着目するのかについて紹介を行います。また、専門領域を越えて共同研究を進める上での難しさや魅力についても参加者の皆さんと共有できればと思います。 |
高須 | 教育学部B101 | こちら |
2023年5月26日(金) | 「教育学部にいる」「将来教員になりたい」漠然と「教育に関心がある」けど、あまり教育について考えたり、語る機会を持てていない みんな、弁当持ってB101にあつまれ!!! |
川本 | 教育学部B101 | こちら |
2023年9月9日(金) | <新任教員との対談2〜大森万里子 特任准教授〜>
話題提供者:大森万里子 特任准教授 |
丸山 | 教育学部B101 | こちら |
第6回 2023年6月23日(金) | 未定 | 吉田 | 教育学部B101 | こちら |
第7回 2023年7月7日(金) | 未定 | 髙須 | 教育学部B101 | こちら |
第8回 2023年7月21日(金) | 未定 | 川本 | 教育学部B101 | こちら |
第9回 2023年8月4日(金) | 未定 | 小野 | 教育学部B101 | こちら |
テーマは各企画者に一任する。例えば、①課題図書を設定し、事前に読んできていただいて意見交流する、②院生の悩みや困りごとをざっくばらんに出し合って共有する、③話題提供者をお呼びいただいて、講演形式でお話しいただく、④新任または着任して年数が浅い先生の研究紹介、など様々な企画を実施したい。
広島大学大学院人間社会科学研究科「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、2023年4月14日(金)に「新任教員との対談―スェーデン社会教育・生涯学習研究までの道のり」を開催いたしました。大学院生を中心に、12名の皆様にご参加いただきました。
本企画は、広島大学に着任して2年目になる松田弥花准教授(専門は社会教育学)に話題提供者となっていただき、丸山恭司教授が聞き手として対談形式で開催されました。はじめに、丸山教授からブラウンバッグランチョンに関する趣旨説明がなされました。次に、松田准教授から小学生の頃のスェーデンとの出会いを始めとしてライフヒストリーを語っていただきました。最後に、スェーデンの現状や民衆大学に関する参加者からの質問に対して松田准教授から応答いただき、参加者と松田准教授との間で活発な意見交流がなされました。
広島大学大学院人間社会科学研究科「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,2023年4月28日(金)にブラウンバッグランチョン「DC1・DC2申請書相互検討会」を開催いたしました。5名の大学院生の方々にご参加いただきました。
今回の企画は,日本学術振興会特別研究員(DC1/DC2)の申請書の提出時期に合わせて行われたものです。申請書の一層の改善を目指して,大学院生が持ち寄った草稿を互いに検討し合いました。
今回の企画のポイントは,参加者の専門分野が多様であったことにあります。持参した草稿は,専門分野が自らとは異なる院生に読んでもらうことになりました。これは,申請書をブラッシュアップするうえで有益な機会となったと考えられます。申請書の審査は,様々な分野の専門家によって行われるためです。畑違いの研究者に対してどうすれば自らの研究の計画や魅力を伝えることができるかということを,実際にコメントを交換しながら考えることができる場となりました。
申請書の執筆に限らず,自己の研究を発展させたり,共同的な研究シーズを創出したりするうえで,大学院生のヨコの繋がりは重要です。今後もブラウンバッグランチョン企画では,大学院生が専門分野を超えて交流できる場を構築してまいります。
(文責:吉田 純太郎)
広島大学大学院人間社会科学研究科「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、2023年5月12日(金)にブランウンバッグランチョン「日本人学校を対象とする共同研究の紹介」を開催いたしました。学部生や大学院生を中心に7名の皆さまにご参加いただきました。
本企画は、日本人学校を対象とした共同研究について、これまでの成果やこれからの構想を紹介するとともに、共同研究を進める上での困難さや楽しさについて参加者と共有することが大きな目的でした。参加者の皆さまからは、共同研究をする上での役割分担や、なぜ現地校ではなく日本人学校を選択する家庭がいるのかについて質問をいただきました。また、世界各国にある日本人学校に関する設立からの歴史的経緯について詳細に知りたいとのコメントや、特別支援教育から見る別の日本人学校像についてのご意見についても共有いただくことができました。
本企画を通して、日本人学校の魅力や課題について知っていただければ幸いに感じるとともに、今後ともさまざまな共同研究の紹介を通して交流する機会を設けたいと考えております。
(文責:髙須明根)
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