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ページ移行のお知らせ
本ページでは、広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)が、東広島市教育委員会と連携して行う、市内複数の小学校をオンラインで結んだ広域交流型オンライン社会科地域学習について紹介します。
広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は2021年度から、東広島市教育委員会と連携して、市内複数の小学校をオンラインで結んだ広域交流型オンライン社会科地域学習を開始しました(プロジェクト代表者:草原和博教授)。GIGAスクール構想の推進によって実現した子どもたちの「1人1台」端末と学校のICT環境を活用して、市内各地からの中継を交えながら、東広島市の地理・歴史・政治・経済・文化などについて対話的・双方向的に学びます。さらに、この学びを広島大学の教員と大学院生がコーディネートします。
プロジェクトの実施にあたっては、参考コンテンツとして、EVRIが東広島市立図書館の依頼を受けて開発した「東広島市地域学習用デジタルコンテンツ(通称「のん太の学び場」)」を活用します。(「のん太の学び場」の作成についてはコチラ)
本年度は、2021年6月の試行に基づいて、毎月1回2時間、テーマを決めて授業を行います。この企画が実現することで、小規模校と大規模校の子どもが、年間を通して、各地域のようすを比較したり交流したりしながら学びを深められるように工夫しています。
広域交流型オンライン社会科地域学習の紹介スライドはこちら(PDF)
Town & Gown Office(タウン・アンド・ガウンオフィス,TGO)は,広島大学・東広島市が推進するTown&Gown構想に基づき,地域の発展と大学の進化を目指して活動しています。このたび,広域交流型オンライン社会科地域学習がTGOの「コモンプロジェクト」に認定されました。社会課題と学術研究の2つが正しくマッチングしたテーマとして高く評価いただいております。併せて,「もしも東広島に「大学」がなかったら」(2022年2月9日実施)の授業の取り組みをTGOのホームページにてご紹介いただきました。本企画の授業と運営の魅力に溢れた記事です。どうぞご一読ください。
TGOのホームページより紹介記事をご覧いただけます。▶︎こちら
広島大学全学のホームページでも当該記事をご紹介いただきました。▶︎こちら
このたび,市内複数の小学校をオンラインで結んだ広域交流型オンライン社会科地域学習の取り組みがEVRI研究プロジェクト叢書Vol.8-11として刊行されました(2022年3月発刊)。
2021年度より,東広島市教育委員会と連携して,市内複数の小学校をオンラインで結んだ広域交流型オンライン社会科地域学習を開始しました。本プロジェクトでは、GIGAスクール構想の推進によって実現した子どもたちの「1人1台」端末と学校のICT環境を活用して,市内各地からの中継を交えながら、東広島市の地理・歴史・政治・経済・文化などについて対話的・双方向的な学びを実現します。さらに,この学びを広島大学の教員と大学院生がコーディネートしております。このたびの叢書では、各月の授業の詳細な記録が整理されています。
なお本書は,広島大学リポジトリに登録されております。どなたでも無料で閲覧が可能ですので,どうぞご一読ください。広島大学リポジトリへのアクセスは▶︎コチラ(https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/ja/list/HU_journals/BERP)
(2022年6月23日 最終更新)
[TV] 2022年8月28日(10時05分~10時50分)NHK総合
「明日をまもるナビ」にて、2021年9月期「防災」の授業実践が放送されました。
草原和博(2021)「越境的対話による教科教育の教室空間の変容―社会科を例に―」『中国四国教育学会第73回大会シンポジウム成果報告書・資料集』,pp.13-20.
宇ノ木啓太(2022)『オンライン学習を導入した社会科地域学習の変革―理解主義の課題の克服を目指して―』広島大学大学院人間社会科学研究科修士論文.
草原和博(2022)「学びの民主化ツールを活用して地域学習を変革する」『社会科教育』明治図書,2022年3月号,pp.10-13.(明治図書ONLINE教育記事データベースより記事をご購入いただけます▶こちら)
草原和博(2022)「越境的対話による教科教育の教室空間の変容―社会科を事例に―」中国四国教育学会『教育学研究ジャーナル』第27号,pp.47-52.(J-STAGEよりどなたでも論文を閲覧いただけます▶こちら)
草原和博ほか(2022)「広域交流型オンライン社会科地域学習の取組」広島大学教育ヴィジョン研究センター・草原和博・吉田成章編『教育の未来デザイン―「コロナ」からこれからの教育を考える―』溪水社,pp.122-131.(書籍の詳細については「ポスト・コロナの学校教育を提起する」ページをご参照ください▶こちら)
吉田純太郎・宇ノ木啓太・草原和博(2022)「越境的な遠隔教育を子どもはどう受け止めたか―東広島市「広域交流型オンライン社会科地域学習」参加児童のアンケート回答から―」『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究』第3号,pp.81-90.(広島大学学術情報リポジトリよりどなたでも論文を閲覧いただけます▶こちら)
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