【2021.03.06】第72回定例オンラインセミナー「ポストコロナの学校教育(9)ポストコロナ社会における「プラクティス」と遠隔教育 :「3実(実技・実習・実演)」の視点から」を開催しました
Ⅰ.開催報告
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,2021年3月6日(土)に,第72回定例オンラインセミナー「ポストコロナの学校教育(9)」として「ポストコロナ社会における「プラクティス」と遠隔教育」:「三実(実技・実習・実演)の視点から」を開催しました。
井戸川と岩田が司会を務め,話題提供は以下の3名から行われました。まず(1)八木健太郎氏(広島大学,造形芸術教育)から「遠隔授業による美術/デザイン教育」というテーマで,(2)住岡健太氏・Mary Popeo氏 (NPO法人 Peace Culture Village)・松本幸市氏(一般社団法人まなびのみなと/PCV,木江宿庭火)からは「オンラインツアーで広がる自己探求学習の可能性」について,そして(3)高旗健次氏(広島大学・広島大学附属幼稚園長)からは「遠隔での実践指導―幼稚園での取り組みと大学での音楽実技指導の事例―」について,お話しいただきました。指定討論では,高田宏氏(広島大学・人間生活教育)に「家庭科住生活分野の実習指導者の立場から」コメントいただき,学ぶ側への配慮と技術的可能性の2つの論点から討論を行いました。井戸川のコーディネートのもと,参加者からの質疑にも応えながら議論を深めることができました。当日のオンライン参加者は約40名となりました。
今回のセミナーでは,「ポストコロナ社会に向けて,「三実(実技・実習・実演)」のような特質を持つ教科は,いかにして子どもの学びを保障すべきなのか」をめぐって,多様な専門職の方々と理論や実践事例を共有することができました。今回が「ポストコロナの学校教育」シリーズの最終会となりましたが,EVRIでは,次年度以降もこの問題を追究してまいります。
ポスト・コロナの学校教育シリーズはこれで最後となりました。一年を通して多くの方にご参観いただきました。ありがとうございました。
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Ⅱ.アンケートにご協力ください
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