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2019.12.12.更新


0. Introduction
はじめに

プロジェクトの概要

本ページでは、広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)が、広島県立広島叡智学園中学校・高等学校との研究協力協定に基づき勧めている様々な事業について紹介します。

事業概要
●事業テーマ  : 広島県立広島叡智学園中学校・高等学校との共同研究事業
●連携協力機関 : 広島県立広島叡智学園中学校・高等学校

●事業目的・内容:
1.教育カリキュラムとその指導法・評価法の開発・改善
2.英語教育カリキュラムとその指導法・評価法の開発・改善
3.教員の資質・能力向上を支援する研修プログラムの開発・改善

 

研究協力に関する覚書の締結

 

 

広島大学インキュベーション研究拠点教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は、平成30年4月24日に広島県教育委員会教育長室にて、広島県立広島叡智学園中学校・高等学校(以下「叡智学園」)と研究協力に関する覚書を締結しました。この覚書に基づき、EVRIと叡智学園は、双方の教育・研究の充実を図ることを目的に研究協力を推進していくこととなりました。教育カリキュラム等の研究について相互に連携を行い、その成果を広島大学における教育学・心理学・教科教育学等の研究拠点形成のための諸活動に活かすとともに、叡智学園をはじめとする広島県における学校教育の発展に貢献していくことを目指します。

 

EVRIレターno.23 覚書締結型のみKK守谷修正のサムネイル

 

 

1. 広島叡智学園中学校・高等学校Hiroshima Global Academy

叡智学園の概要

叡智学園は、”社会の持続的な平和と発展に向け世界中のどこにおいても地域や世界の「よりよい未来」を創造できるリーダーを育成すること”と”「学びの変革」の目指すべきモデルとなること”をヴィジョンとして掲げ、2019年4月に県立の併設型中高一貫教育校として開校されました。

2. 取り組みEfforts

 

ここでは、これまでのEVRIと叡智学園の取り組みについて紹介いたします。

 

<Seminar/Forum>

 


 

このセミナーでは、「カリキュラム」研究ユニットのIB クラスタに関連して、広島叡智学園の林史先生をお招きし「 広島叡智学園が目指すものと、準備・試行からみえてきた成果と課題」という題目でご講演いただきました。

参加者との質疑やワークショッ プの形式で進行された本セミナーでは、「HiGAってどんな 学校?」「GoogleやWikipediaが絶対に答えを 教えてくれない問題とは?」などの問いに対する参加者の回答から、叡智学園の学校像や教育像が共有されていきました。

EVRI第6回定例セミナー20180426のサムネイル EVRIレターno.24 第6回定例セミナーKK守谷修正のサムネイル

 

このフォーラムでは、カリキュラム研究ユニットのIB教育クラスタ及び教師教育クラスタに関連して、第一部ではIB教育を実践されている大学教員および現職教員の方々による4つの実践報告と、第二部では岡山理科大学の眞砂和典先生によるご講演を行いました。

叡智学園の徳田敬先生、高橋裕先生には、第一部にて実践報告を行なっていただきました。

【実践報告】

実践報告1:広島大学大学院教育学研究科(浦田 拓弥さん・三好 美織先生)
”DP化学の授業観察から考えるIB授業の特色”に関する報告
実践報告2:広島県立叡智学園中学校・高等学校(徳田 敬先生・高橋 裕先生)
”MYPの考え方を取り入れた広島叡智学園における中学校理科カリキュラム作成”に関する報告
実践報告3:福山市立福山中・高等学校(小林 淳先生)
”DP化学のシラバスを参考とした高校化学における授業実践”に関する報告
実践報告4:広島大学附属中・高等学校(梶山 耕成先生)
”DP物理の英語テキストを活用した高校物理の授業実践”に関する報告

【講演】

「IB教員養成の目指すところ〜理念と実践〜」眞砂和典先生(岡山理科大学)

2019.2.16_理科IB_20181123のサムネイル EVRI Letter no.44のサムネイル

 

 

このフォーラムでは、教育の専門家研究ユニット・IB教育クラスタの活動に関連して、2019年11月3日(日)に研究拠点創成フォーラムNo.18「国際バカロレアMYPの実践から考えるこれからの理科授業」を開催しました。第一部では、東京学芸大学附属国際中等教育学校の鮫島朋美先生による講演・ワークショップを行いました。そして、第二部では、IB教育を実践する4名の先生方に実践事例をご報告いただきました。

叡智学園の徳田先生には、第二部で実践報告を行なっていただきました。

【実践報告】
徳田 敬 先生(広島県立広島叡智学園中学校・高等学校)
鈴木 勝真先生(さいたま市立大宮国際中等教育学校)
重森 健介先生(高知県立高知国際中学校)
小松 智彦先生(札幌市立札幌開成中等教育学校)

11月3日_MMのサムネイル EVRI Letter no.62のサムネイル

<Project>

 

2019年度より、教育の専門家ユニット・IB教育クラスタの活動に関連して、冒頭で紹介した本プロジェクトの目的の一つである「1.教育カリキュラムとその指導法・評価法の開発・改善」のために、叡智学園未来創造科の一領域「Global Justice」において、カリキュラムの共同開発・共同実践に取り組むこととなりました。

本プロジェクトで共同開発・共同実践に取り組む”未来創造科”

未来創造科

戦争、貧困、環境、エネルギー、食糧、少子高齢化、地域の衰退…。世の中には、たくさんの課題があります。これらの課題について、「自分たちで課題を設定し、国籍や文化の違いを越えた仲間たちと力を合わせて、課題の解決にチャレンジする」。そして、「テレビや新聞に載っている課題」から、「自分たちの課題」に変える。これが、本校の教育活動の核となる「未来創造科」(Global-Project Based Learning)です。
資料2:20191102HiGA-GSのサムネイル
カリキュラムのポンチ絵

未来創造科「Global Justice」における授業実践(2019年11月2日/16日)


2019年11月2日と16日に、金鍾成先生の単元理論に基づいて、草原和博先生が教科書を媒介にしたGlobalJusticeを考える授業を実施しました。
2日 :「日米教科書プロジェクト(1)」
第1回目は、日米の歴史教科書に組み込まれたjusticeの論理を読み解く授業を行いました。日米の歴史教科書に書かれた「ヒロシマ」と「第二次世界大戦」の記述を読み比べて記述内容をウェビングマップ化していくとともに、違いが生じる理由を考察しました。さらに「教科書」が国民形成で果たす役割を追究し、集合的記憶と教科書との関係をまとめていきました。
16日:「日米教科書プロジェクト(2)」

第2回目は、「ヒロシマ」をテーマにした歴史教科書を自分たちで作成する授業を行いました。まず班別に絶対に教科書を入れたい事項を提案し、次にそれを参考にクラス全体で見出しとストーリーを練り上げていきました。さらに全体を貫く学習課題について合意を得たうえで、班別に文章を分担執筆していきました。

 

今回作成した教科書は英語に翻訳され、米国カリフォルニア州の小学校に手渡されます。同校の生徒に叡智学園の生徒が作成した教科書を徹底的に批評してもらいます。その結果を叡智学園に持ち帰って、再度教科書を修正していきます。このやり取りを今後2回繰り返すことで、日米の小中学生の対話から生まれた教科書を完成させる予定です。

EVRI Letter no.64のサムネイル

 

この実践については、叡智学園のHPにも掲載していただきました。

2019.12.13. 広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)と連携して授業を実施しました

 

 

 

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