【EDU-Portニッポン公認プロジェクト】ペルーの⼆都市で体育授業研究会を開催しました
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン;文科省)2018年度公認プロジェクト「⽇本型体育科教育の世界への展開〜レッスン・スタディを活用したペルーの体育教員研修システムの構築〜」を支援しています。
本活動の⼀環で,⿑藤⼀彦先⽣と岩⽥昌太郎先⽣が2019年11⽉26⽇(⽕)~29⽇(⾦)にペルーのアレキパ市とクスコ市を訪問し,両市では初となる体育授業研究会を開催しました。
今回の研究会では,(1)⽇本の体育授業の紹介や授業研究についての概要についてのパネルディスカッション及び講義,(2)授業研究の⼀連の流れ,「事前検討会―授業実践―事後検討会」の全てを⽇本チームで実演,という⼤きく⼆部に分けてのスタイルで実施されました。
(1)については⿑藤先⽣,久我アレキサンデル⽒(愛知県⽴⼤学共同研究員),及びペルーの体育専⾨家(教育省体育科教育専⾨家・体育科教育を専⾨とするペルーの⼤学教授ら4名)の協⼒により実施されました。(2)については,「バレーボール」と「アダプテッドスポーツ」が題材となり,本学⼤学院の⼤学院⽣が実際に授業を⾏いました。事後検討会では,岩⽥先⽣と光橋健⽒(広島県教育委員会)が振り返りを⾏い,最後に,本研究会の総括として⿑藤先⽣がまとめを述べられました。
また,今回の研究会では,2都市の体育教員のほぼ全員が参加し,合わせて900名近い参加者となりました。ペルーでの体育授業研究がさらに全国展開できるように,引き続きEVRIは体育授業研究の国際的な⽀援と成果の国際的発信に努めて参ります。
活動の様子についてレターも作成しております。ぜひご覧ください!
なお、本活動は日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン;文科省)2018年度公認プロジェクト「⽇本型体育科教育の世界への展開〜レッスン・スタディを活用したペルーの体育教員研修システムの構築〜」の一環として実施されました。本プロジェクトの詳細は下記のリンクからご覧ください。