ダルマプルサダ大学の先生方と文化関連科目のシラバス改善と教材開発を行いました
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,広島大学の海外研究交流拠点(HUGLI:Hiroshima University Global Learning Institute)の開発と活性化に努めています。本活動の一環で,川口隆行准教授(国語文化教育学講座)は,2019年11月26日(火)〜12月14日(土)にインドネシアのダルマプルサダ大学を訪問し,文学や歴史,社会文化などの文化関連科目についてのシラバス改善,教材開発を行いました。
今回の訪問では,文学分野,歴史分野,社会・文化分野を担当する日本語学科の先生方がチームになってシラバスの改善案,教材開発を話し合いました。昨年度の川口准教授の訪問で話題になったシラバスの問題,新たな教材の開発の必要性を踏まえた内容であり,ダルマプルサダ大学の先生方の一年間の取り組みの成果がうかがえました。文化関連科目の教科書を共同制作する具体的な道筋も見えてきました。また滞在中には,インドネシア大学の日本語学科を訪問,授業見学や意見交換も行いました。
EVRIは,インドネシアにおける現地教員の専門性開発や文化的な交流活動の推進に加え,海外研究交流拠点の活性化と文化関連科目に関する国際共同研究のシーズ発掘に向けて,引き続き活動してまいります。
【教育学研究科HP】にも掲載されております(準備中)。
HUGLIの活動については、「HUGLIプロジェクト」ページをご覧ください。