【研修】利益相反に関する研修を実施しました。(2024.10.08)
2024年10月8日(火)に、利益相反に関する研修を実施しました。本研修は広島大学の教職員が対象とされており、EVRIにて勤務する教育研究推進員や研究員、ならびに特任助教が参加しました。
「利益相反って何???」
参加者の中には、具体的にどのような状況で利益相反が生じるかイメージできない人もいました。
広島大学は「世界のトップレベルの特色ある総合大学」を目指しており、社会との連携を推進しています。産学連携はその具体的な一形態であり、EVRIとしても力を入れているところです。研修を通して、連携企業からの研究資金の受け入れや技術移転収入或いは兼業企業の報酬等の主として金銭的な利益と、大学本来の教育・研究上の職務との相反(狭義の利益相反)と、兼業企業やコンサルティング企業に対する責務と、大学における本来の責務との相反(責務相反)とがあり、これらを総称して利益相反ということが確認されました。しっかりと理解できているか、「理解度テスト」を受けて確かめました。
利益相反に関しては一人だけで内容を理解するのは難しいことも多いため、今回はスタッフの多くが参加することで互いに具体的な事例をイメージしながら研修を実施しました。EVRIではこのような研修を、なるべくスタッフ同士で集まって受講するようにしております。ワイワイしながら、でも内容については真剣に学ぶことを目指しております。
今後もこのような研修を通して、少しずつ研鑽を積み重ねていきたいと思います。
(文責:髙須明根)