【EDU-Portニッポン公認プロジェクト】レッスン・スタディに関する意見交換会と体育授業研究会を開催しました(ペルー)
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン;文科省)2018年度公認プロジェクト「⽇本型体育科教育の世界への展開〜レッスン・スタディを活用したペルーの体育教員研修システムの構築〜」を支援しています。
本活動の一環で,齊藤一彦教授(健康スポーツ科学講座)が2018年12月7日(金)〜13日(木)にペルーのアレキパ市・クスコ市とリマ市を訪問し,体育授業に関する意見交換会及び授業研究会を開催しました。
アレキパ市・クスコ市では,体育専門家,体育指導主事,体育教員とともにレッスン・スタディを用いた体育授業の向上について意見交換を行いました。
リマ市では,教育省,サンマルコス大学,リマ市教育局及び地域教育部から体育科教育の専門家,そして現職の体育教員らを対象とし,ペルー国内では初となる「授業研究会」を体育教員研修会の枠組みの中で開催しました。2校の中学校において体育授業の観察及び事後検討会を行いつつ,授業研究の進め方そのものについても確認・協議しあうことができました。また,リマ市の体育教員向けの研修にも参加し,レッスン・スタディを活用した教員研修について発表を行いました。
政府や各機関,教員が連携して行う授業改善の形態がなかったペルーにおいて,レッスン・スタディを活用した体育教員研修システムの構築に向け着実に歩を進めることができました。
活動の様子についてレターも作成しております。ぜひご覧ください!
[HUGLIレターNo.36]
なお、本活動は日本型教育の海外展開推進事業(EDU-Portニッポン;文科省)2018年度公認プロジェクト「⽇本型体育科教育の世界への展開〜レッスン・スタディを活用したペルーの体育教員研修システムの構築〜」の一環として実施されました。本プロジェクトの詳細は下記のリンクからご覧ください。