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広島大学が取り組むHUGLI活動の一環で,第12次オンライン派遣を実施しました(2021年実施分)

公開日:2022年01月05日 カテゴリー:開催報告

広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、広島大学の海外研究交流拠点(HUGLI:Hiroshima University Global Learning Institute)との交流活性化に努めています。インドネシアのダルマプルサダ大学向けに、オンライン会議システムを活用して第12次オンライン派遣事業を実施いたしました。

ダルマプルサダ大学の10名の大学教員に対して、広島大学の学生10名がサポートしました。10月から11月にかけて、週に一度30分から1時間程度、オンライン会議システムZoomを活用して、日本語能力試験(JLPT、N2)の受験に向けた支援が行われました。広島大学は、学部生から大学院生(博士課程後期生)の参加のもと、自主的に課題を設けて運営されました。日本語の会話の仕方を広島大学の大学生・院生と楽しく話しながら学びました。2名について実施報告をご紹介します。

 

1.広島大学教育学部4年生の正出七瀬さんもこの事業に参加したお一人です。2021年12月3日の11:00-11:30(30分間)には、聴解の模擬問題を用いた模擬試験を実施しました。

・2021年12月3日 11:00-11:3030分間)

2.参加者のうち、7名の学生さんからは、参加した感想をよせていただきました。

 

広島大学教育学部・正出七瀬さん

広島大学教育学部・大野芽生さん

広島大学教育学部・清水夏希さん

広島大学教育学部・岡田祐希さん

広島大学教育学部・樋口尚香さん

広島大学教育学部・川原野々花さん

広島大学教育学部・山本有希さん

 

3.広島大学大学院人間社会科学研究科の大学院生(M2)の奥山雄太さんからは、参加した感想をよせていただきました。

 今回参加し、普段使っている言葉にあまり注意を払っていないことに気が付くとともに、先生方が日本語を勉強しようとする姿勢に刺激を受けました。
 今回、ダルマプルサダ大学の先生からは、言葉の意味、文法の違いについてご質問いただきました。チュータリングの前には、それらについてインターネットを使い調べていたのですが、あまりにも自分が普段何気なく使っている言葉が間違っていると気が付いたり、意味を知らずに使っていたりすることに気が付きました。例えば、「個々」、「個人」、「個別」の意味の違いについてご質問いただいたのですが、意味の違いを特に気にしていなかった私は、調べる中で意味に違いがあること、そして、意味を理解した上で使っていなかった自分に気が付きました。他にも様々なご質問をいただいたのですが、意味をきちんと理解していたものは少なく、注意を払って使うようにしなければと感じました。
 また、ご質問をいただく中で、このような意味の違いまで勉強しようとする姿勢に自分も頑張っていかなくてはならないと刺激を受けました。私は、細かいところはまあいいやと思ってしまうところがあり、英語の意味の違いなど放置してきた部分があります。他にも様々な場面で考えることをやめていたところがあります。まあいいやと放置するのではなく、きちんと突き詰めて考えることも大切だと思いました。
 教え方などあまりよくできなかった部分もあるかと思いますが、このような機会をいただき大変勉強になりました。今回の経験を研究さらには仕事に活かしていきたいと思います。この度はありがとうございました。
今後もEVRIではHUGLIの取り組みを随時発信してまいります。ホームページFacebookYouTubeチャンネルから更新情報をどうぞご確認ください。

※上記の開催報告記事は、EVRIのホームページ内にあるMissionページの一部です。

(画像をクリックすると、プロジェクトの広報ページへ移動します)