menu

【9/22,19時~出版記念イベント】【出版のお知らせ】『学びの意味を追究した中学校地理/歴史/公民の単元デザイン』が出版されました(2021.8.20)

公開日:2021年09月17日 カテゴリー:お知らせ

『学びの意味を追究した中学校地理/歴史/公民の単元デザイン』が明治図書より2021年8月20日に出版されました。お写真は、編著者である、渡邉巧先生,草原和博先生(センター長),大坂遊先生(教育研究推進員),川口広美先生(平和・市民性教育ユニット長)(左から)です。

本シリーズは,「探究(Inquiry)」と「論証(Argumentation)」の概念に基づいて,他所や過去の社会と向き合い,社会の課題を知的に考察し,社会を形づくる多様な言説や資料を読みこなし,そして得られたデータに基づいて社会の他者に向けて主張し,提案・発信する社会科を提唱しています。とくに,①自己と社会との関わりの中から,問いを見出し解決していく「探究」,②自己と他者との関わりを通して,答えを表現し社会に働きかける「論証」,この2つの活動を車の両輪として単元をデザインしているところに特色があります。

EVRIでは,4つのユニットの一つとして平和・市民性教育ユニットを立ち上げてまいりました。本書は新学習指導要領が指示する内容項目を,市民性教育の視点から再解釈し,単元をデザインしていく具体的な方略を示した実践書となっています。本書をきっかけに,既存の地理・歴史・公民教育を市民性教育化していく理論と方法をめぐる議論が活性化することを願ってやみません。また,社会科の教師教育や授業研究のあり方を示唆した提案書として読まれることも期待しています。

EVRIは、引き続き平和・市民性教育の研究拠点形成に向けて活動を展開してまいります。

 

 

草原和博,大坂遊編著(2021)『学びの意味を追究した中学校地理の単元デザイン』明治図書
草原和博,渡邉巧編著(2021)『学びの意味を追究した中学校歴史の単元デザイン』明治図書
草原和博,川口広美編著(2021)『学びの意味を追究した中学校公民の単元デザイン』明治図書

【編著者によるイベント開催のお知らせ】

9月22日(水)19時より,明治図書刊『学びの意味を追究した中学校地理・歴史・公民の単元デザイン』出版記念企画を開催します。編者である4名が書籍の出版にまつわる経緯や思い,成果や葛藤をざっくばらんに語る企画です。書籍購入や教材研究に際しての背景情報としてお気軽にご覧ください。

下記のサムネイルをクリックしてご視聴ください。

 

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。