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東広島市地域交流型広域ネットワーク学習の取組みを報告します【農産物直売所】(2021.07.15)

公開日:2021年07月30日 カテゴリー:開催報告

2021年7月30日

ポンチ絵(20210528版)KKのサムネイル

 

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)(センター長:草原和博)は,東広島市教育委員会と連携して,市内複数の小学校をオンラインで結んだ広域交流型オンライン社会科地域学習を実施します。子どもの一人一端末と学校のICT機器を活用しながら,また地域からの中継を交えて,対話的・双方向的に学びます。さらに,この学びを広島大学の教員と大学院生がコーディネートします。なお,授業の参考コンテンツとして,EVRIが東広島市立図書館の依頼を受けて開発した「東広島市地域学習用デジタルコンテンツ(通称「のん太の学び場」)」を活用します。(「のん太の学び場」の作成についてはコチラ

本年度は,2021年6月の試行に基づいて,毎月1回2時間,テーマを決めて授業を行います。この企画が実現することで,小規模校と大規模校の子どもが,年間を通して,各地域のようすを比較したり,交流したりしながら学びを深めることができます。

目 的
広島大学教育ヴィジョン研究センターが開発した「のん太の学び場」(東広島市地域学習用デジタルコンテンツ)と東広島市教育委員会作成の小学校社会科副読本を効果的に連携させた広域交流型オンライン社会科地域学習の実施を通して 児童の主体的 対話的で深い学びを創造する。
実施内容
〇 市内の小学校 学習対象となる地域等 と 広島大学がオンラインでつながり 遠隔授業を行う。
〇 遠隔授業の全体進行は,大学の担当者が行う。各教室での指導は,各学級の担任等が行う。
〇 遠隔授業では、児童が自分のタブレットから参加できる機会を設ける。
〇 参加校に技術的なサポート要員(大学院生等)を派遣し 授業準備 授業支援 後片付け等を行う。
<strong>今後の計画案</strong>


スーパーと直売所,どこか違う?どこが同じ?(2021年7月15日)

715日:「 スーパーと直売所,どこか違う?どこが同じ?」
  • 授業実施者:草原和博
  • 授業補助者:各小学校での授業担当教員
  • スーパーから中継担当:宇ノ木啓太、岩佐佳哉
  • 直売所から中継担当:川上由美、川本吉太郎
  • 学校技術支援担当:今井祐介、吉田純太郎、正出七瀬
  • 事務局機器担当:大坂遊、草原聡美

2021年7月15日に,東広島市内小学校13校29学級(西条,板城,吉川,西志和,東志和,小谷,平岩,高美が丘,三ツ城,板城西,乃美尾,中黒瀬,龍王)の3年生(910名)が参加し,東広島の「お店」をテーマにした授業を実施しました。今回は,「スーパーと直売所の小売店としての特色を理解し,それを的確にあらわしたキャッチフレーズを提案できること」を目標としました。1時間目は、スーパー、直売所それぞれのようすを中継で観察しました。子どもたちは、1日あたりの客数や販売されている食品の種類・産地、売り場の広さなどを比較しながら中継を視聴し、それぞれのお店の特徴を捉えていきました。その後、直売所で買い物中のお客さんにインタビューを試みました。わざわざ西条から福富ま車に乗って直売所を訪ね,野菜を買っている理由を尋ねることで、スーパーと比べて商品の数も種類も少ないが,人々を引き付けている直売所の魅力について学ぶことができました。

2時間目は、1時間目に観察したことを踏まえ、スーパーと直売所の魅力を表すキャッチフレーズを考案しました。スーパーのキャッチフレーズには、便利さや産地の幅広さ(地元から世界まで)が表れていました。一方、直売所のキャッチフレーズを作った子どもたちは、野菜の新鮮さや手作り商品へのこだわり,地域の活性化に注目していましたた。最後に,子どもには「どちらかのお店だけでいいんじゃない?(2種類もいらないよ!)」と揺さぶりをかけました。この命題への賛否とその理由を示す活動を通して,消費者に多様な選択肢が保証されていることの意義を学びました。

2時間の学習を通して,「普段よく行く」スーパーと「あまり行ったことのない」直売所を知り,それぞれの小売店としての目的の違いを言語化するとともに,小売店と消費者との関係について認識を深めることができました。

※しゃくなげ館の水脇館長,ショージの大川さんには,氏名と写真の掲載の許可をいただいております。

EVRIは,引き続きICTを活用した新しい地域学習のヴィジョンを提案し,それを教育関係機関と連携しながら企画・実施してまいります。

 

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