【2020.12.28】第62回定例オンラインセミナー「授業研究を軸に教師教育を変革する(3):「学校内外の授業研究を語る」」を開催しました
Ⅰ.開催報告
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は、2020年12月28日(月)、教育学部の共同研究プロジェクト推進経費「「授業研究」に基づく教師教育に関する国際共同研究プラットフォーム開発研究(1)」(研究代表者:金鍾成)の成果公表として、第62回定例オンラインセミナー「授業研究を軸に教師教育を変革する(3):学校内外の授業研究を語る」を開催しました。
金鍾成と川口広美が司会を務め、「学校内の授業研究」を語る話題提供者として岩田昌太郎と濱本想子、「学校外の授業研究」を語る話題提供者として三好美織と小松真理子、の計4氏をお招きして実施しました。当日は、オンラインで約25名の皆様にご参加いただきました。
まず、司会の金から本セミナー・シリーズの出発点である“Lesson Study-based Teacher Education: The Potential of the Japanese approach in the global setting”(Kim, Yoshida, Iwata, & Kawaguchi, 2021)を含めた趣旨説明があり、その後各々の話題提供者から学校内外の授業研究とその教師教育的意義について語ってもらいました。
本セミナーでは、話題提供者が知識を伝達するのではなく、全ての参加者と一緒に、学校内外の授業研究に関する知識を作っていくことが目指されました。議論のなかで「研究者としての教師像と授業研究の関係性」「授業研究における『知識』の意味とその『知識』と教師の関係性」「授業研究における教師教育者の役割」「教科をつらぬく授業研究の可能性と意義」などのキーワードが浮き彫りになり、「授業研究を軸に」する教師教育の意義と可能性に関して、議論を深めることができました。 EVRIでは「教師教育・授業研究」ユニットを中心に、今後も「授業研究を軸に教師教育を改革する」方略について検討してまいります。
Ⅱ.アンケートにご協力ください
多くの皆様にご参加いただきまして、誠にありがとうございました
ご参加の方は、事後アンケート(アンケートはこちらをクリックしてください)への回答にご協力ください。
*第62回定例セミナーの告知ポスターはコチラです。
教育学研究科HPにも掲載されています
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