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0. はじめにPELSTEとは

2019年2⽉,広島⼤学⼤学院教育学研究科は,各国のトップ大学1校のみが加盟することのできる、教員養成機能をもつ研究⼤学の国際的ネットワークInternational Network of Educational Institute(INEI)への加盟が承認されました。(加盟のニュースについてはこちらをご覧ください。)
2020年1月、教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は,INEI加盟を記念して,また東アジアにおける教育学研究の拠点として,INEI加盟大学の研究者と連携を深める「PELSTE2020」を企画しました。とくに広島大学が強みとする「平和教育」と「授業研究」,そして「教師教育者の養成」に焦点をあてて様々な企画が実施されました。
2021年度のPELSTEでは,広島大学が「平和教育」と「授業研究」の国際的な(東アジアの)拠点として発展し広く認知されるように,海外の研究者に研究・教育の動向に関する最新情報の提供と研究交流のプラットフォームを提供します。また参加者間の共同研究の芽を形成するとともに,次回PELSTE2022への関心と参加意欲を醸成し,3年後のINEI年次総会・広島開催に向けての地ならしとしてまいります。


1. 開催情報参加の形態と募集

PELSTE2021は「参加者(Participant)」と「参観者(Audience)」の二種類の参加形態で開催いたします。「参加者」は、登録(1月)・事前学習(2月)・オンラインシンポジウムでの登壇・発表(3月)を、「参観者」は登録(2月)、自由学習(2月)、シンポジウムの聴講(3月)をすることとなります。

カテゴリA:参加者(Participant)

参加者はPELSTE2021のプログラム全体に参加し、提供される事前学習素材をふまえて、オンラインシンポジウムを登壇・組織します。シンポジウムは授業研究と平和教育の二つのセクションからなり、参加者は登録時にどちらかへの参加を決めます。

スケジュール

      1. 登録(2020年12月15日~2021年1月20日)
        参加資格応募をご覧ください。
        審査ののち招待状を2月初旬に送付します。
      2. 事前準備学習 (2月20日-3月15日):事前準備学習のページへ(2月15日開設予定)
        参加者は、鍵となる問いとともに事前学習素材を学びます。2月以降に詳細を通知いたします。
      3. レポートの提出(3月15日)
        レポートテーマは2月20日の学習資料の掲載とともに公開いたします。
      4. シンポジウムでの発表(3月20・21日)
        広島大学EVRIのコーディネーターが、参加者と連携をしながらシンポジウムでの発表と議論をリードしてもらいます。

参加資格: PELSTE 2021はINEI加盟機関・大学に所属する以下の方が参加できます。

      1. 修士課程・博士課程在籍の大学院生 あるいは
      2. 平和教育と授業研究、および教師教育に関心を有する教員であること、そしてまた
      3. 十分な英語力を有し、平和教育と授業研究に関する共同研究を広島大学の教員と行うことに強い意志を持つこと

応募: 各INEI機関は平和教育と授業研究の各セクションに1名の推薦をすることができます。したがって、各機関は最大2名の推薦者を出すことができます。1名の推薦者を両セクションに推薦することもできます。
推薦書の一式をEVRIの事務局:evri-info@hiroshima-u.ac.jpに、「EVRI-HU PELSTE2021 推薦、機関名」とタイトルをつけて送付ください。応募に関する質問や問い合わせは、草原和博(センター長)、宮本勇一(教育研究推進員)宛てにお送りください。
推薦書は①履歴書と連絡先、②推薦状1通(機関の研究科長ないし副研究科長、ないし補佐、あるいは他国からの推薦)、③平和教育セクションか授業研究セクションか(一通で両方の応募も認めます)

推薦のスケジュール: 期限を過ぎての応募は認めません。

      1. 2020年12月1日 PELSTE 2021の開催案内
      2. 2020年12月15日 PELSTE募集開始
      3. 2021年1月20日 推薦状締切
      4. 2021年2月5日 参加者の決定と通知

修了証: 参加者には修了証が発行されます。本状は、広島における実地研修を予定している次回PELSTEの招待状も兼ねます。

カテゴリ B: 参観者(Audience)

参観者は参加者(カテゴリA)が登壇するシンポジウムを聴講することができます。参観者には選抜過程はなく、下記ウェブフォームから参加の申し込みが可能です。参観者には、事前学習資料の自由視聴も提供いたします。

応募: ウェブサイトは2021年2月20日から2021年3月10日まで開設しております:応募フォーム(※準備中)

参観: 応募した方にオンラインシンポジウム参加および事前学習材視聴のためのURLをご案内します。参観者はどちらも自由に参加いただけます。

 


2. ウェルカム・メッセージPELSTE 2020参加者からの挨拶

PELSTE2020の参加者からビデオメッセージ・レターを寄せていただきました。彼らは2020年1月のPESLTEで平和教育、授業研究、教師教育者養成に関する多くの知見を交流しました。

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  Without a doubt, PELSTE 2020 has been one of the most enriching learning experiences of my life. With great care and attention to detail, the team led by Professor Kusahara created plenty of hands-on opportunities for collaborative learning. Thanks to the skillful combination of lectures, workshops, and visits, we learned about different educational approaches to peace education and the Japanese unique professional development model, lesson-study. The team expanded these activities with many opportunities to engage in open dialogue with public officials, school administrators, teachers, and students. Rich discussions with colleagues from Hiroshima University and those who, like me, traveled from Brazil, Canada, Singapore, and the UK enriched every single moment of the full experience. For anyone interested in learning with others about education in Japan, PELSTE is the place to be!

 

 

 

As a doctoral student with a passion for education for peace, PELSTE 2020 provided me with an invaluable learning experience. School and museum visits to see how peace has been integrated into Hiroshima education and society gave me opportunities to have thought-provoking discussions with Japanese teachers, lecturers, educators, students and the locals. This helped me achieve better understanding of the unique meanings and characteristics of peace education in Hiroshima. This programme also gave me the opportunity to learn alongside like-minded people, including Hiroshima team and other participants around the world. The harmonious relationships forged throughout the programme were priceless and paved the way for potential collaboration among us. The extraordinary kindness of the Hiroshima team in taking care of all participants impressed me and are never far from my mind. For master and doctoral students who are interested in peace education and also in teacher education, PELESTE is highly recommended to broaden your study experience.

 

 

【PELSTE 2020 Participants】

Prof.Dr. Agnaldo Arroio:サンパウロ大学教育学部(ブラジル)
Dr. Diana Rodríguez-Gómez (Ed.D.) ウィスコンシン大学マディソン校(アメリカ合衆国)
Dr. Isabella Wong Yuen-Fun (Ph.D.):南洋理工大学国立教育研究所(シンガポール)
Ms. Rija Saleem:トロント大学オンタリオ教育研究所(カナダ)
Mr. Chawin Pongpajon:ロンドン大学教育研究所(イギリス)

PELSTE 2020の成果
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3.ContactEVRI Secretary

PELSTEについてお気軽にお問い合わせください
担当:宮本勇一(広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)教育研究推進員)
e-mail :evri-info@hiroshima-u.ac.jp
Tel & Fax: 082-424-5265
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