社会科と体育科の学生が日本の教員養成システムについて意見交換しました
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI)」は,2018年12月10日(月)にKari Smith先生(ノルウェー工科大学)とAnjaSwennen先生(アムルテルダム自由大学)をお招きし,社会科と体育科の学生とともに「日本の教師教育システム」について語り合う研究交流会を2部構成で開催いたしました。
第1部では、健康スポーツ科学講座の岩田昌太郎先生と社会認識教育学講座の川口広美先生から日本の教員養成システムの特徴,社会科院生の久保美奈(M1)さんから広島大学の教員養成システムの説明がありました。
第2部では、実際にそのシステムを学生がいかに受容しているかについて発表がありました。社会科学部生の奥村尚(B4)さん,村田一朗(B3)さんから,大学での学びと教育実習との関係性について。体育科院生の濱本想子(D1)さん,白石智也(M1)さんから,大学での学びと非常勤講師や教育ボランティアとしての実践経験との関係性について自身の経験を踏まえた発表が行われました。
その後,Smith先生からは学生それぞれの経験や思いをさらに引き出すような質問が投げかけられました。Swennen先生からは社会科と体育科の特徴をまとめた上,どうすればよりよい日本の教員養成システムが構築されるか,その方略について学生の意見を求められました。
学生には英語でのプレゼンや鋭い質問への対応が求められました。しかし,本研究交流会を通し,自身の学びや実践を振り返ったり,日本の教員養成システムの未来について考える貴重な機会となったのではないでしょうか。
活動報告レターも作成しております。
【教育学研究科HP】にも掲載されております。(準備中)
【社会認識教育学講座HP】にも掲載されております。