研究拠点創成フォーラム10 ：「教師教育者に関する国際シンポジウム」を開催いたします（12月8日）
【告知用ポスター】（クリックするとPDFが開きます）
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター（EVRI）」は、各ユニットの研究テーマに焦点化した「研究拠点創成フォーラム」を開催しています。
この度「教育の専門家」研究ユニットの拠点形成に向けて、オランダからAnja Sewnnen先生、ノルウェーからKari Smith先生を招聘し、武蔵大学の武田信子先生や広島大学の草原和博先生、岩田昌太郎先生、川口宏美先生、徳山大学の大坂遊先生と共に、教師教育者に関する国際シンポジウムを開催することとなりました。本シンポジウムでは、日本とヨーロッパの研究者が教師教育者のアイデンティティと専門性開発のあり方について、それぞれの実践報告や調査研究の結果を持ち寄って語り合います。
先進的と⾔われる教育が北欧で実現している背景に、その担い⼿を育てている教師教育者たちの存在があります。ゲストのお⼆⼈はご自身が優れた教師教育者・研究者でありながら、学校や研究機関における教師教育者の育成にもご尽力されています。
学校現場で教師の力量向上に奮闘しておられる先生方、教員養成で教職を志す学生と日々向き合っておられる先生方、教職課程担当教員のプロフェッショナル・ディベロップメント（PD/FD）に関心をお持ちの先生方、そして教師教育の研究を専門とされている先生方や院生の方々など、幅広い皆様にお集まりいただきたいと考えています。
都内で開催されますので、関東周辺にお住まいの方をはじめ、たくさんの方のご参加をお待ちしております。
講師紹介
Anja Swennen先生（アンニャ・スウェネン）
オランダ・アムステルダム自由大学の教師教育者、研究者。
研究上の関心は、教師教育者のアイデンティティと専門性の成長ならびに教師教育の政策と歴史にある。”Professional Development in Education”誌の副編集長を務めるとともに、教師教育に関する多数の学術論文の出版や書籍の分担執筆を行ってきた。
主編著にBecoming a Teacher Educator – Theory and Practice for Teacher Educators (2009)，The Struggle for Teacher Education – International Perspectives on Governance and Reform (2017)がある。
Kari Smith先生（カーリ・スミス）
ノルウェー工科大学・教師教育学科の教授（Ph.D.)。
主な研究分野は、教師教育、専門性開発、初任者教師のメンタリングと学習の評価。現在、ノルウェー国立教師教育研究院（NAFOL）の責任者。教師教育者養成国際フォーラム（InFo-TED）のプロジェクトリーダー。国内外での出版多数。世界各国から講演の招聘を受けている。
近著にLunenberg, Mieke; Murray, Jean; Smith, Kari; Vanderlinde, Ruben. (2017) Collaborative teacher educator professional development in Europe: different voices, one goal. Professional Development in Education. vol. 43 (4). がある。
参加をご希望される方は，下記のフォームからお申込みください。
【日時】2018年12月8日（土）13:00-17:30
【会場】武蔵大学 江古田キャンパス 6号館6103教室
【演題】教師教育者に関する国際シンポジウム
【講師】Anja Swennen先生(アムステルダム自由大学)・Kari Smith先生(ノルウェー工科大学)
武田信子先生（武蔵大学）/ 岩田昌太郎先生 / 川口広美先生 / 草原和博先生（広島大学）・大坂遊先生（徳山大学）
【言語】英語（日本語通訳あり）
※参加費無料
【12月8日講演会お申込みフォーム】※必須項目を記入し、送信ボタンを１度押してください。
【教育学研究科HP 記事】
なお、EVRIでは12月10日（月）にKari先生とAnja先生のセミナーを開催します。
場所は広島大学大学院教育学研究科B101です。こちらも是非ご参加ください。
定例セミナーNo.13
「研究成果に基づいた教師教育の開発：国家イニシアティブとしてのNAFOL」
定例セミナーNo.14
「教師教育者に専門職としてのアイデンティティを育成する」
No.13 No.14
