【2019.12.5】研究拠点創成フォーラムNo.19「元留学生との対話を通してアジアの初等中等教員養成について考えるー広島大学SPISEプログラムのインパクトー」を開催しました
[第31回定例セミナー:集合写真]
広島大学インキュベーション研究拠点「教育ヴィジョン研究センター(EVRI) 」は,2019年12月5日(木)に教育の専門家研究ユニット・教育学研究者クラスタに関連し,広島大学SPISEプログラムの元留学生をお招きして,第19回研究拠点創成フォーラム「元留学生との対話を通してアジアの初等中等教員養成について考えるー広島大学SPISEプログラムのインパクトー」を開催しました。
はじめに
本フォーラムには,インドネシア,マレーシア,タイから元留学生特別コース修了生5人を含む15名が参加されました。本フォーラムは,小山先生,深澤先生による挨拶と本フォーラムの趣旨説明から始まりました。また,元留学生の方々が,留学当時の写真や元留学生のメッセージを含んだVTRを作成されており,皆で当時を振り返ることができました。
報告・意見交流
そして,広島大学で学んだこと,広島大学で身につけたことを帰国後どのように活かしたか,各国の学校教育においてどのような関心や課題があるか,などが報告され,フロアとの活発な質疑応答もなされました。多くの参加者にとって,今回が帰国後初めての広島再訪問でもあり,滞在中には5つの学校園も訪問されました。
報告1. Mazliza Binti Mohamad(マレーシア):教育省 教師教育院 試験・評議委員会運営部 アシスタントディレクター
「武士道の価値:広島からサイバージャヤへの旅」
報告2. Prompon Pochananon(タイ):教育省 高等教育局 大学スポーツ委員会 事務次長
「人生をスパイス豊かに」
報告3. Euis Lesmini Djuanda(インドネシア):西バンドン県教育局 グヌンハル第5公立中学校
「知識以前の作法:SPISEプログラムの思い出」
文部科学省優先配置プログラムとして2005年10月に開始し,8期9年間続いた特別コースの留学生は39名にのぼり,修了後,初等中等教員や研究職,また教育省行政官などとしてさまざまな教育関連分野で活躍されています。SPISEプログラムを通した教育・研究の交流の輪が,在学期間に培ったフレンドシップのみならず,アジア地域の教員養成を中心とした協力につながる広島大学とのパートナーシップをさらに強化していくための,太い信頼のパイプになることを期待したいと思います。
今後ともEVRIは、関連するユニット・クラスタの発展に取り組んで行きます。
*詳細はレターをご覧ください。
【EVRIレターNo.65】
教育学研究科HPにも掲載されています
*第30回定例セミナーの告知ポスターはコチラです。
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