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広島叡智学園で 未来創造科の「Global Justice」単元 を実施しました(1)

公開日:2019年12月10日 カテゴリー:開催報告

広島叡智学園中学校・高等学校の生徒に授業をする草原和博先生

 

広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI)は2018年度より広島県立広島叡智学園中学校・高等学校と研究協力に関する覚書を締結しています。研究協力の事項の一つに,教育カリキュラムとその指導法・評価法の開発・改善があります。今年度は,未来創造科の一領域「Global Justice」において,カリキュラムの共同開発・共同実践に取り組んでいます。2019年11月2日と11月16日には,金鍾成先生の単元理論に基づいて,草原和博先生が,教科書を媒介にしてGlobal Justiceを考える授業を実施しました。

資料2:20191102HiGA-GSのサムネイル

カリキュラムのポンチ絵

 

11月2日は「日米教科書プロジェクト(1)」と題して,日米の歴史教科書に組み込まれたjusticeの論理を読み解く授業を行いました。日米の歴史教科書に書かれた「ヒロシマ」と「第二次世界大戦」の記述を読み比べて,記述内容をウェビングマップ化していくとともに,違いが生じる理由を考察しました。さらに「教科書」が国民形成で果たす役割を追究し,集合的記憶と教科書との関係をまとめていきました。

11月16日は「日米教科書プロジェクト(2)」と題し,「ヒロシマ」をテーマにした歴史教科書を自分たちで作成する授業を行いました。まず班別に絶対に教科書を入れたい事項を提案し,次にそれを参考にクラス全体で見出しとストーリーを練り上げていきました。さらに全体を貫く学習課題について合意を得たうえで,班別に文章を分担執筆していきました。

 

今回作成した教科書は英語に翻訳され,米国カリフォルニア州の小学校に手渡されます。同校の生徒に叡智学園の生徒が作成した教科書を徹底的に批評してもらいます。その結果を叡智学園に持ち帰って,再度教科書を修正していきます。このやり取りを今後2回繰り返すことで,日米の小中学生の対話から生まれた教科書を完成させる予定です。EVRIは引き続き,Global Justice単元の指導法・評価法の開発に協力して参ります。


今後ともEVRIは、関連するユニット・クラスタの発展に取り組んで行きます。

*詳細はレターをご覧ください。
EVRIレターNo.64

EVRI Letter no.64のサムネイル


教育学研究科HPにも掲載されています(準備中)


広島叡智学園中学校・高等学校との共同研究プロジェクトについては、下記特設ページをご覧ください。

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