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【追記あり】第8回定例セミナー「アジア・オセアニアの教育:米国研究者の私が心惹かれるワケ」を開催しました

公開日:2018年07月04日 カテゴリー:開催報告

教育ヴィジョン研究センター(EVRI)では、毎月1回「定例セミナー」と呼ばれる、専門家をお招きしてのワークショップや講演会を開催しています。2018年6月26日に第8回定例セミナーを開催いたしました。今回は「カリキュラム」研究ユニットの拠点形成にむけて、米国マイアミ大学のトーマス・ミスコ(Thomas Misco)先生をお招きし、「アジア・オセアニアの教育:米国研究者の私が心惹かれるワケ」の題目でご講演いただきました。

 

研究のダイバージェント・モデル


ご講演によると、博士論文研究では、東欧でホロコースト教育の研究に従事されたといいます。しかし就職後に、カバン持ちとして中国へ訪問したことを契機にしてアジアの教育、とくに教師の価値・論争の取扱いに興味を持ち始めました。その後、韓国・台湾・中国・日本にも研究の裾野を広げ、今ではグアムやサイパンという米国の自治領下の教育に関心を寄せています。

このようにMisco先生は、国家と市民教育の関係、社会・文化と教師の意思決定の関係という研究の軸は変えることなく、しかし研究対象をたえず分岐・拡張しながら、米国の教育を相対化していく比較教育学的な考察を発展させてきました。

 

講演の詳細は、EVRIの活動報告書(EVRI Letter)をご覧ください。(画像をクリックするとPDFが開きます)

【確定修正版】EVRIレターno.26第8回定例セミナーミスコのサムネイル

 

「グラフィック・レコーディング」風にセミナー当日の内容を議事録にまとめてみました!
(画像をクリックすると画像が拡大します)PDFはこちら

 

今後も数多くの定例セミナーと拠点創成フォーラムの開催を予定しております。


関心のある方は是非ご参加ください。

6月28日木曜日 第10回定例セミナー「中国の教育の現状と課題」

7月25日木曜日 第9回定例セミナー「スウェーデンの情報・文化へのアクセスを保障する空間の構築」マヤ先生・ナンナ先生

7月28日土曜日 拠点創成フォーラム(6)「数学の身体性と普遍性」森田真生先生(独立研究者)

8月25日土曜日 拠点創成フォーラム(7)「TOKおよび「言語と文学」のワークショップ」福島浩介先生(英数学館)

 

 

リンク(クリックするとリンクが開きます)


1.社会認識教育学講座HPでも掲載されました。

 

2.教育学研究科HPでも掲載されました。

 

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