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広島大学教育ヴィジョン研究センター 教育研究推進員

田中崚斗
Ryouto TANAKA

社会科教育学を専門としており,とりわけコミュニケーションによって民主主義社会を形成する市民をどのように育成すれば良いかについて関心があります。コミュニケーションは,実に不思議な営みだと思います。疎遠になっていたり揉めていたりする者同士を元通りの関係に修復するだけでなく,異なる国家・考え・価値観を有する他者との共通理解や共生をも可能にします。一方で押しつけや差別といった不正義の発生にもコミュニケーションは加担します。このようなコミュニケーションをうまく用いながら民主主義社会を作れる市民育成の方法を探究し続けています。博士課程後期では,米国の教育実践に関するケース・スタディを手がかりに認識的不正義の是正をめざす社会科カリキュラムを研究しております。
EVRIでは,教育研究推進員として広域交流型地域学習に関する業務を中心として携わっております。EVRIが掲げる理念に少しでも貢献できるよう,精進いたします。

研究業績Research Results

主な業績
田中崚斗(2022)「証言的不正義状況への対抗を目指す社会科議論型学習の授業構成:「暗黙のバイアス研修」 を手がかりに」『社会系教科教育学研究』34, pp.81-90.
田中崚斗(2022)「民主的コミュニケーションを実現する市民育成をめざした社会科教育研究の展望: コミュニケーションを扱う社会科授業理論・実践の類型化を通して」『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要 教育学研究』3, pp.71-80.

研究テーマ・研究関心Research Concern

社会科教育,認識的不正義,コミュニケーション,米国の教育