menu
広島大学教育ヴィジョン研究センター Inclusive・日本語教育ユニット・准教授

南浦涼介
Ryosuke Minamiura

教育方法学・教科教育学という「一般的な教育」と,外国人児童生徒教育学という「特別な教育」をどちらも行っています。
このどちらもを同時に行う研究室は,日本の中ではほとんどありません。その結果,大学を含む多くの教育の場でこの両者は別々のものになってしまっています。

この分断された「一般/特別」の境界線自体を互いにゆさぶりあい,混ぜあわせ,色々な教師が教え,ことばと文化を多様にもつ子どもたちが共に学ぶ,まだ見ぬ「多様性の教育学のカタチ」づくりをめざしています。

研究業績Research Results

【著書】
・『よい教育研究とはなにか』, 明石書店, 単行本(学術書), 共訳, 日本語, ガート・ビースタ, 亘理陽一, 神吉宇一, 川村拓也, 南浦涼介, 「序文」, 「第6章 教育、測定、民主主義」, 「第8章 学術出版をめぐる政治経済学」, 「全体の検討」, 2024年05月31日.
・『社会科教育事典 第3版』, ぎょうせい, 事典・辞書, 分担執筆, 日本語, 日本社会科教育学会, 「第2部 社会科の実践論 第1章 社会科の指導法「グラフ・統計の活用」」,「第2部 社会科の実践論 第2章 社会科の実践「近年の実践の動向」」, 2024年04月05日.
,・『多文化社会の学校と教師教育―ノルウェーと日本の国際比較研究から』, 分担執筆, 日本語, 南浦涼介,川口広美,橋崎頼子,北山夕華, 「多様性の視点を取り入れるための教師教育者の戦略」, 大阪大学出版会, 2024年03月31日.
・『多文化社会の学校と教師教育―ノルウェーと日本の国際比較研究から』, 単行本(学術書), 分担執筆, 日本語, 南浦涼介,川口広美,久保美奈,村田一朗「多様性に応じる教師教育の政策動向と課題」, 大阪大学出版会, 2024年03月31日.
・『日本語の大疑問2, 学校のクラスは「くみ」ですか、「ぐみ」ですか』, 幻冬舎, 分担執筆, 日本語, 国立国語研究所, 2024年01月31日.
・『異文化間教育事典』, 明石書店, 分担執筆, jpn, 異文化間教育学会, 2022年06月20日.
・『社会科重要用語事典』, 明治図書出版, 分担執筆, 棚橋 健治; 木村 博一, 272, 44-45, 50, 53, 70, 77, 179, 2022年03月04日
・『言語教師教育論―境界なき時代の「知る・分析する・認識する・為す・見る」』, 春風社, jpn, 南浦涼介; 瀬尾匡輝; 田嶋美砂子, 2022年03月04日.
・『真正の評価―テストと教育評価の新しい科学に向けて』, 春風社, 渡部 竜也; 南浦 涼介; 岡田 了祐; 後藤 賢次郎; 堀田 諭; 星 瑞希, 320, 2021年09月29日.
・『教育評価重要用語事典』, 明治図書出版, 分担執筆, jpn, 西岡 加名恵; 石井 英真, 264, 2021年03月12日.
・『きかんしゃトーマスでつなげる 非認知能力子育てブック』, 東京書籍, jpn, 東京学芸大こども未来研究所; 小田 直弥; 正木 憲一; 森尻 有貴; 南浦 涼介, 192, 2021年01月15日.
・『協働・対話による社会科授業の創造─授業研究の意味と方法を問い直す』, 東信堂, 分担執筆, jpn, 梅津正美, 312, 22-42, 150-173, 2020年01月15日.
・『チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版』, ベネッセコーポレーション, 分担執筆, jpn, 桑原 隆, 1472, 2019年12月11日.
・『小学校社会科教育』, 学術図書出版社, 分担執筆, jpn, 永田忠道; 木村博一; 社会認識教育学会, iv, 170p, 32-41, 2019年04月.
・『日本語教師養成講座』, ユーキャン, 分担執筆, jpn, 南浦 涼介, 2018年08月.
・『教師と人権教育―公正、多様性、グローバルな連帯のために』, 明石書店, jpn, 藤原 孝章; 北山 夕華; 橋崎, 頼子; 野崎, 志帆; 小松, 真理子; 岩坂, 泰子; 岩坂, 二規; 阿久澤, 麻理子; 川口, 広美; 南浦, 涼介; 藤原, 孝章; 北山, 夕華, 248, 2018年07月20日.
・『社会科教育学研究法ハンドブック』, 明治図書出版, jpn, 草原 和博; 溝口 和宏; 桑原 敏典, 280, 2015年10月16日.
・『増補改訂 研究計画書デザイン』, 東京図書, jpn, 細川 英雄, 224, 2015年10月10日.
・『日本語教育 学のデザイン ―その地と図を描く―』, 凡人社, jpn, 神吉宇一; 名嶋義直; 栁田直美; 三代純平; 松尾慎; 嶋ちはる; 牛窪隆太, 248, 2015年05月20日.
・『教師教育講座 第13巻 中等社会系教育』, 協同出版, jpn, 棚橋健治, 332, 2014年10月01日.
・『 “国境・国土・領土"教育の論点争点 過去に学び、世界に学び、未来を拓く社会科授業の新提案』, 明治図書出版, jpn, 草原 和博; 渡部 竜也, 200, 2014年08月07日.
・『外国人児童生徒のための社会科教育―文化と文化の間を能動的に生きる子どもを授業で育てるために』, 明石書店, jpn, 南浦 涼介, 262, 2013年12月16日.
・『新 社会科教育学ハンドブック』, 明治図書出版, jpn, 社会認識教育学会, 420, 2012年04月13日.
・『「思考力・判断力・表現力」をつける社会科授業デザイン 小学校編』, 明治図書出版, jpn, 小原 友行, 162, 2009年02月01日.

【論文】
・「測りすぎ」の学校状況下の言語と文化の包摂とその危機─教育の幸福な展望と,教育学との有益な接続と, 第二言語としての日本語の習得研究, 26巻, pp. 108-127, 20231209.
・学校のクラス(~組)は「くみ」と「ぐみ」のどちらですか, 言葉研究館 ことばの疑問, 20230926.
・Making People Laugh Creates Confidence and Hope: The Transformation of Place and Relationships through Manzai Activities in International Student Education(邦題: 笑わせることが生み出す自信と希望─留学生教育における漫才の活動における場と関係の転換をめぐって), 留学生教育, 27巻, pp. 23-31, 20221220.
・指定討論後の応答, 日本教科教育学会誌, 44巻, 4号, pp. 93-100, 202204.
・教科教育学における「往還」を保障する研究の接近法とシステムの複線化─学校状況をふまえた「多様性の教科教育学」の構築に向けて, 日本教科教育学会誌, 44巻, 4号, pp. 75-81, 202204.
・境界線のゆらぎという「グローバル」をふまえた幼児期の教育―「内」と「外」を切りわけない視点を実践と教師教育にもたせる, 幼稚園教諭養成の新設「領域に関する専門的事項」のカリキュラム開発―理論と実践による領域横断的探究, pp. 46-55, 202202.
・民主化のエージェントとしての日本語教育―国家公認化の中で「国家と日本語」の結びつきを解きほぐせるか, 教育学年報, 12巻, pp. 287-308, 202108.
・年少者日本語教育における研究課題の変遷―学校と教育の再構築へ向けて, 日本語教育, 179巻, pp. 62-76, 202108.
・自主的研究組織と社会科教師の多様性―あるいはSNSという対抗的公共圏からの学会へのまなざし, 社会科教育論叢, 51巻, pp. 63-72, 202108.
・実践の可視化と価値の物語化から見る「評価」概念の問い直し─日本語教育実践における共同体構築にもとづいて, 教育方法学研究, 46巻, pp. 85-95, 202106.
・外国につながりを持つ子どもたちの教育の展望 : 適応を越えた社会参加と学校全体でのアプローチに向けて (日本学習社会学会第16回大会報告―多様化する子どもの生活背景に応じた学習), 日本学習社会学会年報, 16巻, pp. 27-31, 202009.
・ナラティブによる評価 ―社会とつながる日本語教育実践における学びを評価するために, アカデミック・ジャパニーズ・ジャーナル, 12巻, pp. 35-44, 202009.
・多様性の視点を日本の学校教員養成に取り入れるための教師教育者の戦略─ペダゴジーと制度の観点から, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系 I, 71巻, pp. 109-126, 202001.
・1990年代日本の教科教育研究が東アジアの留学生に与えた方法論的インパクト―日本留学経験を持つ中国・韓国の社会系教科教育研究者のライフコースから, 東京学芸大学紀要 人文社会科学系 II, 70巻, pp. 1-12, 201901.
・「本当の自由とは何か」をめぐる小学生と留学生の対話―国語教育と日本語教育の教室が緩やかにつながる実践, イマ×ココ, 6巻, 6号, pp. 42-53, 201811.
・教員養成系学生における人工知能に関する意識調査, 東京学芸大学紀要総合教育科学系Ⅰ, 69巻, pp. 251-256, 201802.
・日本の教員養成課程の学生のナショナル・シティズンシップに対する意識 : 日本とノルウェーの7大学における調査を通して, 国際理解教育, 23巻, pp. 13-22, 201704.
・「実践を研究として書く」ということの意味:実践の当事者として, 異文化間教育, 43巻, 43号, pp. 65-79, 201604.
・「授業実践基礎演習」の第一年次開設の意義 : 教科教育における「体験-省察型」教員養成カリキュラムへむけて, 山口大学教育学部学部附属教育実践研究紀要, 15巻, 15号, pp. 129-138, 201603.
・「多文化共生」と多様性—教育に何ができるのか, 言語文化教育研究, 14巻, pp. 3-32, 2016.
・即興の結び目が支援の場を創発するとき:分散地域に暮らす外国につながる子どもたちへの協働的実践の事例研究, 山口大学教育学部研究論叢, 65巻, 3号, pp. 333-342, 20151231.
・「実践者」と「研究者」の協働による学習観を探る実践研究―元生徒との「座談会」の場によってもたらされる可能性, 言語文化教育研究, 13巻, pp. 97-117, 20151231.
・言語文化教育は「日本語教育」を越えるか―牛窪論文・三代論文から見る「行く末」の可能性, 言語文化教育研究, 13巻, pp. 50-62, 20151231.
・実践と変革のダブルループ, 在籍学級の授業で「外国人児童生徒」の成長を支える―ことばと文化の変革的ユニバーサルデザイン, 20150901.
・「支援」から「実践」へのモードの転換―在籍学級で外国人児童生徒の教科学習を成立させるための視点づくりに向けて, 在籍学級の授業で「外国人児童生徒」の成長を支える―ことばと文化の変革的ユニバーサルデザイン, 20150901.
・教師教育の場で「学校」を越える自発的活動をする意味と可能性 : 小学校教育コースにおける「ヒューマンライブラリー」の取り組みから(共著), 教育実践総合センター研究紀要, 39巻, 39号, pp. 73-82, 20150320.
・教員志望の大学一年生たちは社会科授業を見て何を思うか:続・社会科教員志望学生の初年次教育による附属-学部協働の可能性(共著), 山口大学教育学部附属教育実践研究紀要, 14巻, pp. 117-126, 20150201.
・実践をまなざし,現場を動かす異文化間教育学とは?―テーマ設定の趣旨と成果・課題―, 異文化間教育, 41巻, 0号, pp. 1-15, 2015.
・社会科授業における教師の評価と子どもの学習のダイナミクス : 学習活動の設定とその機能から見る形成的評価論の構築をめざして, 研究論叢. 第3部 芸術・体育・教育・心理, 64巻, pp. 281-295, 201404.
・子どもたちの社会科学習観形成のために教師は何ができるか―ある中学校教師とその卒業生の事例からの探索的研究, 社会科研究, 79巻, pp. 25-36, 201312.
・協働学習によって何を考え、どう伝えるのか, 日本語教育方法研究会誌, 20巻, 1号, pp. 28-29, 2013.
・小学校教員養成における「教科教育法社会」改善の試み (<特集>教員養成段階における「教科の指導力」形成のあり方を問う), 教育実践総合センター研究紀要, 33巻, 33号, pp. 29-33, 20120325.
・「帰納的小学校教員養成」における社会科指導観の特質と課題―2010年度「教科教育法社会」から, 教育実践総合センター研究紀要, 33巻, 33号, pp. 53-62, 201203.
・子どもたちの社会科授業に対する学習ビリーフ : 診断テストの開発と試行実施から, 山口大学教育学部研究論叢. 芸術・体育・教育・心理, 61巻, pp. 363-375, 20120131.
・批判的思考を持った日本語教師に学ぶ大学生の日本イメージとその形成要因:アメリカにおける調査研究, 広島大学日本語教育研究, 21巻, 21号, pp. 31-38, 2011.
・「複文化の統合」を視点にした外国人児童への実践の試み:中国人児童に対する歴史学習の場合, 国際理解教育, 17巻, pp. 13-22, 2011.
・外国人児童生徒のための社会科授業デザイン論の構築―「二文化統合学習」の視点から, 広島大学大学院教育学研究科 学位論文(博士), 20100305.
・中学校地理授業における学習達成水準の研究(2):評価-授業方略とその成果(第一次報告), 学部・附属学校共同研究機構研究紀要, 37巻, 37号, pp. 217-222, 2009.
・社会科授業に関する実証的研究の革新(2):中学校地理単元授業の比較分析, 学校教育実践学研究, 15巻, 16号, pp. 155-186, 2009.
・アメリカ合衆国におけるESL社会科の発展:1980年代と2000年代のアメリカ史のテキスト構成の比較を通して, 社会系教科教育学研究, 21巻, pp. 91-100, 2009.
・外国人児童生徒のための社会科授業デザインの現状と課題:児童生徒の文化的課題に着目して, 広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部, 58号, 2009.
・外国人児童生徒のための社会科授業構成:NCSS版『学びへのパスポート』の分析を通して, 社会科研究, 70巻, 70号, pp. 61-70, 2009.
・中学生の平和意識・認識の変容に関する実証的研究--単元「国際平和を考える」の実践・評価・比較を通して, 広島平和科学, 30号, pp. 71-93, 2008.
・外国人児童のための歴史学習モデルの構築:「二文化統合学習」論にもとづく授業実践とその分析, 広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部, 57号, pp. 71-81, 2008.
・JSL児童生徒のための社会科授業構成:二文化統合理解学習としての単元「わたしたちのまわりのお店のくふう」をもとに, 日本語教育, 139号, pp. 72-81, 2008.
・社会認識とリテラシーの相互成長に関する実証的研究:NIE社会科授業の開発・実践・評価を通して, 日本NIE学会誌, 2号, pp. 51-60, 2007.
・弥生と古墳集落を中心に見た史跡の整備と活用, 滋賀史学会誌, 13号, pp. 23-40, 2003.
・第2回「お任せ主義」の落とし穴(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230706.
・第1回「できなさ思考」の落とし穴(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230615.
・第3回 「はじめに言葉ありき」ではなく「はじめに言いたいことありき」(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230720.
・第4回 クラスの授業を磨いていくことは、なにも特別なことではない(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230810.
・第5回 手がかりを増やし、挑戦を諦めない! ─学校と社会での成功に向けて言葉を伸ばす(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230820.
・第6回 日本語だけでなく、子どもたちの複数の言語をすべて祝福する(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230907.
・第7回 勇気凜々学校づくり─機を見つつ、子どもの舞台をチームでつくる─(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20230920.
・第8回 地域につながりをつくる、つながりの中で人を育む(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20231006.
・第9回 子どもののびしろを評価する、価値づける(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20231020.
・第10回 みんなが伸びる学校と、先生の働き方(連載 みんなで力をつくる学校 ─外国につながる子どもも、みんなも、伸びていくことを目ざして), 教育出版 LINEライブラリ 共通記事, 20231106.

研究テーマ・研究関心Research Concern

外国人児童生徒教育
カリキュラム
授業研究
教育評価
日本語教育