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広島大学教育ヴィジョン研究センター 学習空間ユニットリーダー(インクルーシブクラスタ)・教授

川合紀宗
Norimune Kawai

 「学習空間」研究ユニットに所属しています。国連の障害者権利条約を批准した我が国は、ソーシャル・インクルージョンの実現に向けて、学校はどう「多様性」に対応していくべきかが問われています。特にEVRIでは、通常の学級に在籍する学習上・行動上の困難のある児童生徒に対する支援の在り方について、教科教育を専門とする研究者と連携しながら研究しています。海外との連携としては、インドネシア教育文化省や同国内の複数の大学と研究交流協定を締結し、インクルーシブ教育に対する教員の態度に関する研究の実施や、インドネシアの教員を本学において研修し、インクルーシブ教育システムを担う人材として本国で活躍してもらうための研修事業の展開も計画しています。国内では、これまで中央教育審議会専門委員(初等中等教育分科会 特別支援教育部会)、広島県教育委員会 特別支援教育総合推進事業運営協議会委員長、国立特別支援教育総合研究所 基幹研究(横断的研究)『我が国におけるインクルーシブ教育システムの構築に関する総合的研究』の研究協力者などを務め、微力ながら政策提言、研究助言なども行っています。


研究業績Research Results

【著書】
川合紀宗「生徒の発達を支える指導の充実」無藤隆編『平成29年版 中学校新学習指導要領の展開 総則編』pp. 100-108, 明治図書, 2017年11月。
★川合紀宗「「気になる子ども」の行動特徴と手だて」伊藤圭子編『「気になる子ども」と共に学ぶ家庭科』pp. 12-17, 2017年10月。
★川合紀宗「インクルーシブ教育のカリキュラム」「インクルージョン・インクルーシブ教育の未来」落合俊郎・川合紀宗編『地域共生社会の実現とインクルーシブ教育システムの構築:これからの特別支援教育の役割』 あいり出版, pp. 156-174, pp. 175-191, 2017年2月。
川合紀宗「特殊教育・特別支援教育の歴史的変遷」「特別支援学級」「通級による指導」「特別支援学校の特別支援教育コーディネーターの役割」「コミュニケーション」「インクルーシブ時代における特別支援教育」川合紀宗・牟田口辰己・若松昭彦編『特別支援教育総論: インクルーシブ時代の理論と実践』 北大路書房, pp. 11-21, 77-81, 82-86, 119-126, 151-155, 171-176, 2016年9月。
川合紀宗「インクルージョン・インクルーシブ教育に対する提言」青山新吾・赤坂真二・上條晴夫・川合紀宗・佐藤晋治・西川純・野口晃菜・涌井恵, 『インクルーシブ発想の教育シリーズ① インクルーシブ教育ってどんな教育?』学事出版, pp. 104-118, 2016年4月。
【論文】
★田村 緑・川合 紀宗『小学校における交流及び共同学習の現状と課題に関する研究-教科におけるアクティブな「協同」学習を目指して-』 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要, 16, 印刷中。
★Tatsuta, Mizuho, Kawai Norimune, & Ushiyama Michio ""Quality of life of people with intellectual disabilities:
Current trends in Denmark."" Journal of Special Education Research, 6(2), 1-11, 2018年2月。
川合紀宗 『ことばの異常:吃音の評価』JOHNS (Journal of Otolaryngology, Head and Neck Surgery), 34(2), 217-222, 2018年2月。
★Basister, Michel, P. & Kawai, Norimune ""Japan’s educational practices for mathematically gifted students."" International Journal of Inclusive Education, https://doi.org/10.1080/13603116.2017.1420252, 2018年1月。
Forlin, Chris, Kawai, Norimune, & Higuchi, Satoshi ""Educational reform in Japan towards inclusion: Are we training teachers for success?"" International Journal of Inclusive Education, 19(3), 314-331, 2015年1月。
川合紀宗『 我が国における「合理的配慮」の在り方を探る―米国におけるアコモデーション・モディフィケーションとの比較検討から―』LD研究, 23, 116-125, 2014年5月。
Healey, E. Charles & Kawai, Norimune ""Implications of a multidimensional model of assessment for the treatment of children who stutter."" Journal of the Phonetic Society of Japan, 17, 58-71, 2013年6月。
Kawai, Norimune, Healey, E. Charles, Nagasawa, Taiko, & Vanryckeghem, Martine ""Communication attitudes of Japanese school-age children who stutter."" Journal of Communication Disorders, 45, 348-354, 2012年9月。
Kawai, Norimune, Healey, E. Charles, & Carrell, Thomas D. ""The effects of duration and frequency of occurrence of voiceless fricatives on listeners' perceptions of sound prolongations."" Journal of Communication Disorders, 45, 161-172, 2012年5月。
【翻訳】
★Kormos, Judit & Smith, Ann Margaret著・飯島睦美・大谷みどり・川合紀宗・築道和明・村上加代子・村田美和訳・竹田契一監修『学習障がいのある児童・生徒のための外国語教育:その基本概念、指導方法、アセスメント、関連機関との連携』明石書店, 2017年10月。
Karten, Toby著・川合紀宗訳『インクルーシブな学級づくり・授業づくり : 子どもの多様な学びを促す合理的配慮と教科指導』 学苑社, 2016年3月。
Adams Lynn著・川合紀宗・若松昭彦訳・『自閉症スペクトラム障害の子どもの親となったあなたへ:子育ての手引き』北大路書房, 2016年10月。
⑤個人ページ
http://home.hiroshima-u.ac.jp/nkawai/

研究テーマ・研究関心Research Concern

特別支援教育
インクルーシブ教育
音声言語病理学
学習困難のある児童生徒への支援
通常の学級における多様な学びの実現