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広島大学教育ヴィジョン研究センター 学習空間ユニット(知識創生クラスタ)・准教授

影山和也
Kazuya Kageyama

 「人はどのように数学を学ぶのか」
 「人の成長に数学はどのように関わるのか」
 「そもそも数学とは何なのか」
 これらの大きな問いに向き合いながら考察と研究を進めてきました。教科としての「数学」は学習指導要領や教科書のなかに既にあるようにみえますが,「数学」は本来,継続中の人の活動そのものであり,同時に継承されるべき文化産物でもあります。たとえば,教室では多くの数学の公式が扱われると思いますが,それらは固定的かつ無価値ではないし,その時々の必要に応じて別の公式を新たに作り出してよい自由が数学にはあります。先人たちの知恵や,時には人間らしい悩みに触れつつ,児童・生徒が数学をする者としての主体になることを保障する場としての学校や教室の在り方を考えています。
 EVRIでは「学習空間ユニット:知識創成クラスタ」に所属しながら,児童・生徒によって教室が意味のある空間であるための必要条件を探っています。そのために,仮説-検証,原因-結果にしばられない教育研究パラダイムのもとで,カリキュラムの新しい構想,意味のある空間になるための環境設計,そこでの児童・生徒および教師の振る舞いの提言を目指しています。

研究業績Research Results

【論文】
★影山和也(2017)「有意味世界の生起としての数学学習-数学の学習と指導への現成主義的アプローチ-」,日本数学教育学会『第50回秋期研究大会発表集録』,465-468.
・中原忠男・前田一誠・山口武志・岡崎正和・影山和也(2018)「多世界パラダイムに基づくわり算概念の構成とその学習指導の改善に関する研究」.環太平洋大学,『環太平洋大学研究紀要』.
・影山和也(2018)「数学的見方・考え方を鍛える実践上の三つの視点」.広島大学附属小学校学校教育研究会,『学校教育』第1211号,14-21.
・影山和也(2018)「長期的視野に立つ統計的活動の充実のために」.広島大学附属小学校学校教育研究会,『学校教育』第1219号.34-39.

【発表】
・影山和也(2017)「有意味世界の生起としての数学学習-数学の学習と指導への現成主義的アプローチ-」,日本数学教育学会『第50回秋期研究大会発表集録』,465-468.
・影山和也(2017)日本数学教育心理研究学会・平成29年度秋期研究集会・講演「『研究が進む』ことの意味:研究の質向上の指針」.2017年11月3日(愛知教育大学).
・Kazuya Kageyama and Masataka Koyama(2018) Individual and collective aspects of students’ mathematical noticing. In Proceedings of the International Conference of 8th ICMI-East Asia Regional Conference on Mathematics Education(accepted).
・山口武志・影山和也・中原忠男・岡崎正和・前田一誠(2018)「等分除とその拡張」に関わるわり算問題の調査結果の考察.(全国数学教育学会学会奨励賞受賞記念講演)第47 回研究発表会,2018年1月27,28日,広島大学教育学部・大学院教育学研究科.
・Kazuya Kageyama(2018)Criteria for knowing a geometrical object: the enactivist perspective. In Bergqvist, E., sterholm, M., Granberg, C., & Sumpter, L. (Eds.), Proceedings of the 42nd Conference of the International Group for the Psychology of Mathematics Education, 3, 187-194. Umeå, Sweden: PME.
・Kazuya Kageyama & Masataka Koyama(2018)Individual and collective aspects of students’ mathematical noticing. In Hsieh, F.-J. (Ed.), Proceedings of the 8th ICME-East Asia Regional Conference on Mathematics Education, 1, 485-492. Taipei, Taiwan: EARCOME.
・影山和也(2018)「数学的対象が身体化される様相:関数関係を巡るグループ活動の分析」. 日本数学教育学会, 『第6回春期研究大会論文集』,113-118.
・上ヶ谷友佑・青谷章弘・影山和也(2018)「数学教育研究における研究対象としてのcomputational thinking」,第41回全国数学教育学会研究発表会.
・和田信哉・中川裕之・上ヶ谷友佑・影山和也・山口武志(2018)「数学における考察対象の存在論的様相―オイラーによる「無限解析」の記号論的分析―」,第41回全国数学教育学会研究発表会.
・影山和也(2018)「数学教育における学習作業空間論に関する総合的研究」,第41回全国数学教育学会研究発表会.
・Ippo Ishibashi, Masataka Koyama and Kazuya Kageyama(2018).Factors affecting difficulty of conditional probability in the Japanese probability curriculum. Hsieh, F. -J. (Ed.), Proceedings of the 8th ICMI-East Asia Regional Conference on Mathematics Education, Vol.1, pp.469-477. May 7-11, 2018. Taiwan: Taipei International Convention Center.

【講演】
・日本数学教育心理研究学会・平成29年度秋期研究集会・講演「「研究が進む」ことの意味:研究の質向上の指針」.平成29年11月3日(愛知教育大学).

【その他、報告書や翻訳等】
・Kazuya Kageyama and Masataka Koyama(2018)Individual and collective aspects of students’ mathematical noticing. In Proceedings of the International Conference of 8th ICMI-East Asia Regional Conference on Mathematics Education(accepted).
・平成29年度全国数学教育学会学会奨励賞(「「等分除とその拡張」に関わるわり算問題の調査結果の考察」(共著).
・草原和博・木下博義・松宮奈賀子・川合紀宗・三好美織・影山和也・川口広美・棚橋健治・山元隆春・間瀬茂夫・兼重昇・永田良太・岩田昌太郎・井戸川豊・吉田成章・森田愛子・桑山尚司・大坂 遊・吉川 友則(2018)教育ヴィジョン研究センターの企画・運営戦略に関する研究(2),広島大学大学院教育学研究科共同研究プロジェクト報告書,16巻,69-76.
・影山和也(2018)「数学的対象が身体化される様相:関数関係を巡るグループ活動の分析」. 日本.数学教育学会, 『第6回春期研究大会論文集』,113-118.
・Kazuya Kageyama(2018)Criteria for knowing a geometrical object: the enactivist perspective. In Bergqvist, E., Österholm, M., Granberg, C., & Sumpter, L. (Eds.), Proceedings of the 42nd Conference of the International Group for the Psychology of Mathematics Education, 3, 187-194. Umeå, Sweden: PME.
・Kazuya Kageyama & Masataka Koyama. (2018). Individual and collective aspects of students’ mathematical noticing. In Hsieh, F.-J. (Ed.), Proceedings of the 8th ICME-East Asia Regional Conference on Mathematics Education, 1, 485-492. Taipei, Taiwan: EARCOME.

【その他】
・平成29年度全国数学教育学会学会奨励賞(「「等分除とその拡張」に関わるわり算問題の調査結果の考察」(共著))
・平成29年度呉地域活性化研究(「橋」をテーマとした呉地域版<おもしろ数学カレンダー>の作成)
@関連するリンク
http://home.hiroshima-u.ac.jp/kkageya/index.html

研究テーマ・研究関心Research Concern

算数・数学教育
数学に関する認知論・認識論
数学的気づき
現実と数学
教育研究の学際性

関連するWEBサイトRelated Website